新人ブロガーさん
構成を決めて書いているのに、書いているうちに脱線しちゃいます。
構成の決め方が悪いんでしょうか。どうしたらいいのか分かりません……
今回は、TwitterのDMでお受けした、こんな疑問にお答えします。
Twitterにご質問くださった方、どうもありがとうございました。
記事は最初に構成を決めると良い、ということは広く知られてきました。
が、それでもまだ書けずに困っている方は多いようです。
ヒューイ
● 構成どおりに書く方法が分かります
● 構成どおりに書いているのにうまく書けない原因が分かります
● ブログ記事を短時間で書きたい
● 構成を決めて書いているのに構成どおりにうまく書けなくて困る
● ブログの構成の仕方がイマイチ分からない
『構成どおりに書くと良い』と知っているのにうまく書けない……
そこに誤解があると思います。
(相談者さんも実際、僕の推測どおりでした^^)
この誤解を取り除くと記事を書く速度を爆上げできます。
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログを書いて1年半ほどですが、月300万の利益を出しています。
Table of Contents
記事がうまく書けない理由は?
『構成どおりに書く』
ということをご存知ない方のために、前提を少しご紹介しましょう。
記事の最初から書いていくと脱線する
作文や小説のイメージで、ブログ記事を最初から順番に書いてしまう。
昔の僕がそうでした。どこが悪いの?という感じですが、
するとどうなるか……?
毎回、盛大に脱線します。
また、どうやって記事を終わらせたらいいのか分からなくなります。
「ひとつの記事にしないで分割したほうがいいのかなぁ」などと悩み、結果、公開できません。
「とにかく書いてみよう」みたいな助言は役に立たない
「記事が書けない?
気持ちは分かります。書けないから書けないですよね。
そんなときは、まず書いてみましょう。
とにかく一歩踏み出すことが大事です」
『記事が書けないとき』の助言として、
世間には、このような助言が散見されます。
これはまったく役に立たないアドバイスです。
なんの知識も方策ももたずに『とにかく』ブログを書き始めるのなんて
まったく武器をもたずにサバゲーに参加するようなものでしょう。
記事は最初に構成を決めてしまうのがコツ
そこで最近、多くの方が
「記事は最初に構成を決めるのがコツ」
「最初に見出しを書いてしまうのがコツ」
と教えています。
僕も、ブログ書けない理由15を解決する記事のなかでも書いていますし、そのほかの記事でも繰り返し言っています。
記事は最初に構成を決めると書きやすい。
これは間違いない事実なのですが、
それでもまだ『どうもうまく書けない』という声があるのはなぜでしょうか。
正しく伝わっていない可能性はないか
推測するに
『構成を決めても構成どおりに書けていない』
ということが発生しているのではないでしょうか。
冒頭のご相談者さんはまさにこれです。構成どおりに書けません、と言っています。
意図したことができないとき、原因は大きく言って2つあります。
1 時間がない。
2 本当はやり方が分かっていない。または、どこかが間違っている。
今回は記事が書けているので1は関係ありませんね。
なので、2の可能性大です。
そこで僕は、『構成を決めている』という前提に問題がないか、相談者さんに僕がやっている書き方を改めて解説しました。
構成どおりに書く7ステップ
僕が記事を書くとき、書く順番以下のとおりです。
1 記事タイトル(仮)
2 問題提起
3 導入部分
4 H2H3見出し
5 見出しのあいだを埋めていく
6 終わり部分
7 記事タイトル最終決定
ひとつずつ見てみましょう。
1 記事タイトル(仮)
記事タイトルを作るときの注意点は2つです。
1 キーワードを入れる
2 人目を引く言葉を入れる
キーワードはお分かりですよね。
『人目を引く言葉』というのは、以下のような言葉です。
・誰でもできる
・〇つの方法
・やっておくべき
この記事では『カンタン』『〇つのステップ』というのを入れてます^^
2 問題提起
「こんなことに困っている」
「こんなことに疑問を感じている」
という一番最初の問題提起はしっかりと先に書いておきます。
ここが明確でないと、あとから記事内容がブレることがあります。
これは次に書く『導入部分』の一部に当たりますが、ここは特別にしっかりと書きたいのでひとつの項目として意識します。
3 導入部分
次に導入部分を書きますが、ほぼテンプレートどおりです。
以下のような要素を入れ込んでいきます。
1 読者の悩み
2 読むメリット
3 記事の要点
4 本文への興味付け
5 記事の信頼性
これを元に記事内容に合わせて調整して書きます。
▼こちら▼の記事で、そのまま使えるテンプレートをご提供しています。
参考記事>>引き込まれるブログの書き出し文とは?:導入部分このまま書くだけ5要素7ステップ
4 H2H3見出し
ここは重要ポイントです。
H2見出しとH3見出しを書いていきます。
僕の場合、書きたい見出しを記事の論理の順番に一旦すべて書いてしまって、そのあとで階層を作る(H3にするものを選ぶ)という感じです。
最初から『これはH2、次のこれはH3』というふうに順番に書いていくほうが頭が整理されるという方もいるでしょう。
どちらでもやりやすいほうで良いと思います。
とにかく、H3見出し(場合によってはH4見出しまで)を活用して筋道を最初に決めてしまいます。
先にガッチリとレールを敷いておく感じです。これによって脱線を防ぎます。
✔︎見出しの階層を意識する
相談者さんが書けなかった理由もやはりこのあたりにありました。
『先に構成する』と言って、やっていることはH2見出しを書いているだけでした。
僕も初期の記事はそんな感じでしたから無理はありません。
なので、『見出しの階層』を意識して見出しを最初にしっかり決めます。
これを記事の最後までしっかり作ります。
そして、ここが決まらないうちは文章を書き始めません。
5 見出しのあいだを埋めていく
これも重要ポイントです。
文章を書き込み過ぎると内容が脱線して次の見出しに繋がりません。
つまり、『構成どおりに書けない』ということになります。
そして『見出しと見出しをつなぐ』くらいの感覚で文章を入れていきます。
ここを徹底すると、まず脱線しません。
『構成どおりに書けない』ということもなくなるわけです。
見出しと見出しのあいだの文章量が多いほど、脱線する危険性は高まります。
これを意識すると記事執筆が大きく変わります。
6 終わり部分
終わり部分は、またテンプレートです。
SEOやファン読者を作るために活用できる場所なので、しっかり書いていきますが、
基本はワンパターンでOKです^^
参考記事>>ブログ記事のまとめ・終わり方はどうすればいい?SEOとファン作りに効果的な5項目
7 記事タイトル最終決定
さて、ここで再び記事タイトルを見直します。
これまでに、大抵もっと良い文章や言葉が浮かんで来ていますので、記事タイトルを修正していきます。
僕は以下のことを意識しています。
・60文字くらいに収まるように
・キーワードが目立つところにある
・パッと見て意味が分かりやすい
構成どおりに書く方法のまとめ
手順を誤解してた!という方もいるかもしれませんね。
「このとおりにやっていたけどうまくいかなかった」という方は、
見出しのあいだの文章を書き込みすぎ
ではなかったでしょうか。
こちら↓↓を意識してみると解決します。
見出しでしっかりレールを敷く。文章は見出しをつなぐ感じで入れる。
これで『構成どおりに書けない』というお悩みは解消すると思います^^
◎構成どおりに書く7つのステップ
1 記事タイトル(仮)
2 問題提起
3 導入部分
4 H2H3見出し
5 見出しのあいだを埋めていく
6 終わり部分
7 記事タイトル最終決定
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