ブロガーさん
ただ、漠然と『コツ』と言っても分かりにくいので、何がコツなのか?というところから考えてみましょう。
マーケティング、心理学の見地からすると、ブログ記事ライティングのコツはこれだ!という内容について解説しますよ!
● ブログ記事ライティングのコツが分かります
● Webの文章力について重要なポイントが分かります
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログでは月300万の利益を出しています。
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ブログ記事ライティングのコツとは?
何かを習得するとき「どうやったらコツをつかめるかな?」と考えるものです。
ブログ運営でも同様のことを考える方がたくさんいると思います。
しかし、ブログ記事ライティングのコツってどんなことでしょうか?
僕が考えるに、それはWebの文章のパワーがアップすることであると考えます。
力のあるブログ記事が書ければ、その効果も期待できますよね。
しかし、『文章のパワーがアップする』でも、まだ漠然としていて分かりにくいかもしれません。
ブログ記事文章のパワーがアップするとは?
文章のパワーを考えると、『文章力』という言葉が連想されます。
『文章力』とはいったいどういうことでしょうか?
調べてみました。
「文章力」の意味は「文章を上手に書き上げる能力」です。
「文才」と「文章力」の意味の違いと使い分け:英語部
文章力があるということは、文章を上手に書き上げる能力があるということ、なんですね。
小説を書くのであれば、心理描写がうまいとか情景描写がうまいとかの話になるのでしょうが、
ここで話しているのはブログ記事の文章です。
ブログの目的は収益です。
その視点で『上手な文章』というものを考えてみましょう。
上手なブログ文章とは
ブログの目的が収益を得ることだとすると、
上手なブログ文章とは大まかに言って以下の3つの要素を満たす文章のことだと僕は考えます。
読まれやすい
理解しやすい
書きやすい
ひとつひとつ詳しく解説します。
読まれやすい
ブログを訪問する読者は情報を求めています。
そして現代人は忙しい。とくに検索してくる人ははやく確実な情報を知りたいと思っています。
よって以下のような条件を満たすことが読まれやすい文章と言えるでしょう。
◆タイトルから期待した答えが書いてありそう
ブログ訪問者の行動を考えてみましょう。
1 キーワードで検索して検索結果を見る
2 記事タイトルから、求めている情報がありそうだと判断する
3 記事タイトルをクリックする
そこでパッと目に入ったもの(ファーストビュー)が、「思っていたのと違う」と感じたら、すぐにページを閉じて次の記事に行くでしょう。
ですから、ファーストビューで「求めている情報が書かれていそうだ」という印象を与えられることが大切です。
◆パッと見で読みたくなる
ファーストビューで、求めている情報がありそうだと判断されたとして、
さらに「この記事をもっと読もう」と思ってもらう必要がありますね。
コピーライティングでは
『1行目は2行目を読んでもらえるように書け。2行目は3行目を読んでもらえるように書け』
という言葉があります。
記事の導入部で興味を引く方法としては以下のようなものが考えられます。
・イラストと吹き出しで目を引く
・「この記事を読むと分かること」「この記事はこんな方にお役にたちます」などの文章
・枠や太文字、色文字などで目立たせる
◆一次情報がありそう
『一次情報』とは、本人の実体験による情報のことです。
ちなみに『二次情報』といえば、どこか別のところからもってきた情報のリライト、ということになります。
実際、記事を書くときには選んだキーワードに関して現在どのようなサイトが上位に表示されているのかということを調べると思います。
それらの情報は現在Google先生に認められているわけですから、同じようなことを自分の言葉で書くことはまったく悪いことではありません。
しかし、それをまとめただけでは、読者は「あー、ほかのサイトと同じこと書いてあるなー」とザーッとナナメ読みしていて早々に去って行くと思われます^^;
なので、読者が「お? ほかと違うことが書いてある」と目を留めるように、自分の体験、自分の考えを書きましょう。
◆漢字が多すぎない
読者は情報を求めている、たいていの場合急いでいるーーということを考えると、やはり漢字は多すぎないほうがいいでしょう。
漢字が多いのはアカデミックな印象を与えるかもしれませんが、やはりパッと見の印象が「読みにくそう」となってしまいます。
ただ、よく漢字量は全体の2割とか3割とか言われますが、そんなの気にしていたら文章書けません。
また、最近はスマホでブログを読む方が圧倒的に増えているということもあり、解決策はこうです。
一文はスマホで見たときに2、3行に収まることが多いです。
これで多少漢字が多かったとしてもまあまあ読みやすいと思われます。
理解しやすい
このブログでは何度も繰り返し言っていますが、
人の脳は理解しやすいことは正しいと考える傾向があるんです。
参考記事:ブログ記事で読みやすい文章を書くべき理由【脳科学的見地から】
◆H2H3タグや強調文字の工夫
ブログ運営者としては、検索から来る読者はナナメ読みする、くらいに考えるべきでしょう。
極端に言えば、H2タグ、H3タグ、強調文字だけを読んで何が書いてあるか分かるーーくらいの意識で書くのが良いと思われます。
つまりそのようにしているとナナメ読みの読者でも記事の主旨がすんなりと頭に入るというわけです。
※もちろん、その部分だけ読んで離脱、なんてことにはならないようにするのです^^
◆主張のあとには根拠
何か主張を書いたら、それについて「なぜ? どうしてそう言えるの?」と読者は思うものです。
その根拠について書かなければ、「なぜ?」という気持ちがなんとなく抵抗感になって、記事内容に共感できない、と感じてしまう可能性もあります。
アメリカ伝説のマーケッター、コピーライターであるジョセフ・シュガーマン氏も、そのような抵抗感は取り除かなくてはいけないと言っています。
よって、何かを主張したらその根拠をしっかりと書くことをオススメします。
「いや、これは当たり前のことだからみんな知っている」
と思われるようなことでも書いた方が良いと僕は経験から感じています。
これは誰でも知っていること、というのは自分の思い込み、自分だけの判断ということも多いからです。
◆読者の視線を考える
僕は広告を作ることも多いのでよけいに感じるのかもしれません。
読者の視線の導線を考えるべき、と僕は考えます。
たとえばマーカーのラインがアニメーションで動くというソフトがありますが、
画面スクロールの速度がはやすぎたのでしょうかアニメーションが2本動く、という記事を見たことがあります。
当然、視線は定まらないですよね。
また、
大切な記事導入部よりもその下のアドセンス広告のほうが目立つ、
記事最後のアフィリエイトバナーよりその下のアドセンス広告のほうが目立つ、
といった記事はかなりあります。
チラシやポスターでは、見る人はまずここを見てから次のこちらに視線を動かすーーといったことを考えて作られています。
あなたのブログもそのように読者の視線誘導を考えてみてください^^
◆まとめをしっかり書く
読者はナナメ読みしています。最後にしっかりと
『この記事にはこのようなことが書かれていました。それを読みましたよね』
という確認と復習をしてもらいましょう。
記事の最後にはかならずまとめの章を作り、記事内容をまとめます。
人間の脳はあっという間に忘れます。
記事ネタ思いついた次の瞬間に忘れることありますよね笑
なので何度も念を押すことが大事です。
◆執筆者を明確に
これは読みやすさに直結しているとは感じにくいかもしれません。
しかし、記事内容が良ければ「この記事ってどんな人が書いているのかな」と誰でも思うものですよね。
そのときに、誰が書いているのか分からなかったらちょっと不信感……^^;
逆に執筆者に共感できたら、記事内容の共感度も高まるでしょう。
Google先生も今後はE-A-Tをますます重要視して行く可能性がありますので、
執筆者を明らかにして、きちんとプロフィール記事を書くことは大切になっていくでしょう。
参考記事:ブロガーにブランディングは必要です:E-A-Tを意識を意識したブログ運営をしよう
書きやすい
ブログ記事文章を上手に書くことの条件として、『書きやすい』も含まれると僕は考えます。
というのも、書きやすい手法を確率していなかったら、結局のところ記事更新も滞りがちになり、ブログのアクセスアップも期待できないからです。
◆記事構成のテンプレートを活用する
記事構成はテンプレート利用で大丈夫です。
音楽でも、メロディラインが同じでもアレンジでまったく違った曲に聴こえます。
それと同じで、記事構成のパターンはワンパターンでも大丈夫です。
ブログ記事構成と言えばPREP法が有名ですが、
参考記事:伝わる、説得力のあるブログ記事を書く:文章フォーマットPREP(プレップ)法
PREP法はプレゼンなどによく使われるために会社員などには馴染みが深いという理由もあるでしょう。
そのほかにもいくつか知っておくと便利です。
参考記事:【ブログ記事構成のテンプレート8種】PREP以外にもあった!クリックさせる記事構成
◆見出しから書く
僕が1記事に2時間も3時間もかかっていたときから脱却できたのがこの方法です。
なぜ何時間もかかっていたか自分自身をよく観察すると、書き始めたときに終着点が決まっていなかったんですね。
ですから、途中でどんどん脱線して「いやこの部分はべつの記事にするべきだな」と思い直して、その部分をざっくり削除するーーなどということをしていました。
最初に見出しを書いて、そのあいまを文章で埋めて行くようにすると、ブログ記事の内容が途中で迷子になりません^^
◆音声入力を活用
上記、1記事15分で書く記事でもご紹介していますが、僕は記事内容や記事文章を思いついたときのメモとしてスマホの音声入力を使っています。
使っているアプリは『メモ』です。
僕は『メモ』を使うのに慣れてしまったのですが、
ご存知のようにWord Pressがスマホアプリにありますので、エディタ画面を開いて音声入力で直接書き込むこともできます。
◆作業はまとめて数日分ずつ
キーワードを選定する、アイキャッチ画像を版権フリーのサイトに探しにいくーーこのようなことは数日分まとめて作業をしたほうが効率的です。
作業にムダが省けるということですね。
とくにキーワード選定は数日分まとめてやったほうが、重複やもれを避けることができます。
また、キーワードが決まっていれば、そこから記事執筆にすんなりと入っていくことができますので毎日更新の実践にもつながります。
ブログ記事ライティングのコツのまとめ
『記事ライティングのコツ』というと漠然としてつかみどころがないようですが、
『上手なブログ文章』、つまり成果に結びつくライティングと考えると、かなり具体的に決まってきます。
あなたのブログ運営に役立てていただければ幸いです。
◎ブログ記事ライティングのコツとは?
●Webの文章のパワーがアップすること
◎ブログ記事文章のパワーがアップするとは?
●ブログ記事文章を上手に書くこと
◎上手なブログ文章とは
●読まれやすい
・タイトルから期待した答えが見出しにある
・パッと見で読みたくなる
・一次情報がありそう
・漢字が多すぎない
●理解しやすい
・H2H3タグや強調文字の工夫
・主張のあとには根拠
・読者の視線を考える
・まとめをしっかり書く
・執筆者を明確に
●書きやすい
・記事構成のテンプレートを活用する
・見出しから書く
・音声入力を活用
・作業はまとめて数日分ずつ
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