読みやすいブログ記事は正しいと思われやすい<脳科学的理由>処理の流暢性

ブログ初心者さん

ブログ記事の文章は、読みやすくて分かりやすいのが良いですよね。当たり前ですよね。それ以外に何かあるんですか?

こんにちは、ヒューイヒューイTwitterアカウントです。

はい、じつはただ『良い』というだけではなくて、

大きなメリットがありますよ!

ヒューイ

僕はマーケティングを勉強し始めた8年ほど前から心理学や脳科学も学んでいます。

ブログ記事が読みやすいと何がどう良いのか、

知っているのと知らないのとでは大きな差がつくかもしれません^^

ブロガーのあなたにはぜひ知っておいていただきたい事実です。

この記事を読むと…

● ブログ記事が読みやすい得られる大きなメリットが分かります

● 読みやすい記事は最後まで読まれるためにクリック率も上がります

● 分かりやすい記事はファン読者を増やします

ちょっと自己紹介

この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務のWebマーケッター。心理学や脳科学をマーケティングの見地から研究するのが趣味です。

自己紹介

ブログの文章は分かりやすく書くべし

 

ブログの文章は分かりやすく書きましょう。

これはブロガーさんには絶対的に目指していただきたい目標です。

その理由について解説します。

 

人は分かりやすいほうに好意を持つ

 

ブログの文章は分かりやすくべきです。

なぜかと言うと、人は

分かりやすいこと、理解しやすいことは「正しい」「真実である」と思ってしまう傾向がある

からです。

 

話し言葉でも、理解してもらうように工夫しながら、熱意を持って話している人の話は分かりやすいです。

そのような話は説得力があって、本当のことだと思ってしまいますよね。

 

一方、口ごもって不明瞭な話し方だと「何か隠しているんじゃないか」と勘ぐってしまいます。

 

人間のこの性質は、僕らブロガーにも深く関係してきます。

 

分かりやすい=正しい

 

理解しやすい、つまり脳が処理しやすい、これを流暢性と呼ぶらしいのですが、

そのため

『処理の流暢性が高いもの』を人は『正しい』と判断しがち

なんだそうです。

人間の認知メカニズムです。認知のバイアスと言ってもいいかもしれません。

 

人は合理的に行動しない

人間はわりと合理的な判断や行動をしないということが知られています。

 

何かを選ぶときも「好きか嫌いか」「快か不快か」によって感情的に選ぶことが多いのです。

 

例えば、社内で2人の人の意見が対立するようなことがあったとします。

そんなとき、多くの人は自分にとって好ましい人のほうの意見が正しい、という偏った見方をしてしまいがちです。

 

人は勝手なフィルターをかけて物事を見る

人によっては

「自分はそんなことはしない。きちんと情報を精査して比較検討している」

と思う方がいるかもしれません。

 

しかし、脳には『RAS(ラス)』という、いわばフィルターのようなものがあって必要な情報だけピックアップして取り込んでいます。

つまり、どこかの時点で「AとBならAが好き」と思ったら、それ以降は、『Aが優れている』という、

都合の良い証拠ばかりを探してしまうのが人間の脳なのです。

 

分からないことは怪しいと疑う

つまり、ブログの文章が『理解しやすい文』であることは、読者に

「このブログに書かれていることは正しい」

と思ってもらいやすい、ということなのです。

 

逆に、理解しにくい文章は「ほんとかなこれ?」という猜疑心を招きかねないかもしれません。

猜疑心とまではいかなくても、少なくとも読むことに抵抗感は抱かれてしまうでしょう。

 

分からないものを疑うという人の修正はよく分かりますよね。あなたの周囲にもいませんか?

「ネットのビジネスは怪しい」
「ブログでお金を稼げるなんて怪しい」

とか言う人が。

お年寄りに限らず、そういう人は案外多いので驚くことがあります^^

 

見やすいと理解した”気分”になる

 

となると、『AとBならAが好き』となるにはAに『分かりやすい好きポイント』を感じられないと、Aが好きとはならないですよね。

 

先日、ブログ記事のカタチや見かけなど『ビジュアル』についての記事を書きました。

「見かけ」が大きく影響する

ブログ記事の見かけに関してはさすがに研究論文はないようですが、

広告やパッケージの文字では消費者に与える印象を調べた実験があります。

 

それらの実験結果によると人は以下のような印象を受けるのだそうです。

・読みやすいフォントで書かれた文章内容は正しい
・装飾的なフォントが使われている商品は高級で高品質

見かけにかなり左右されるということですね。

 

とくにブログ記事の読者は、記事をじっくりと読むために訪問しているとは限りませんから、

パッと見で「この記事は読みやすい」と思ってもらえる工夫

が必要でしょう。

 

企業名もシンプルな名前のほうが繁栄するということは知られているところです。

親しみやすい、覚えやすい、ということが影響しているのでしょう。

これもつまり脳処理が流暢に働く、ということが有利に働いている証拠ですね。

 

読みやすいブログ文章を書くと……

 

こうやって見てくると、読みやすく分かりやすい記事の方が、

アフィリエイトのクリック率も高くなる

ことは容易に想像できますね。

 

ブログ記事の読者は最初から情報を求めて急いでいる場合が多いです。

そこを踏まえて、ナナメ読みされても理解できる読みやすいブログ記事を書くことが大きなポイントかと思います。

この記事のまとめ

 

◎人は分かりやすいほうに好意をもつ

◎人は合理的に行動しない
・分かりやすいことは真実で正しい
・分かりにくいことは怪しいと疑う

◎よって、記事のビジュアルも分かりやすい”印象”にすべし

◎よって、ブログ記事は読みやすく分かりやすく書くべし

 

記事の書き方の根本を理解したら、あとはどんどん書くだけです。

記事ネタを探し回って消耗する前にこちらの記事を参考にしてみてください。
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