伝わる、説得力のあるブログ記事が書けるテンプレート:文章フォーマットPREP(プレップ)法

ブログ初心者さん

ブログ記事ってどうやって書いたらいいの? 出だしの言葉に迷っちゃうし、書いているうちに脱線しちゃうし……どうしたらいいんだろう?

こんにちは、ヒューイヒューイTwitterアカウントです。

ヒューイ

「ブログ記事、何書いたらいいの?」
「記事の書き方、むずすぎ!」

という方って結構多いです。

記事ネタがないということもさることながら、どうやって書いたらいいのか分からない、というお悩みって多いですね。

頭のなかになんとなく書きたい原案はあるんだけど、

最初の言葉は何がいいの?

書き出しはどんなふうに文章を作っていけばいいの?

などなど、迷うことばかりです。

しかし!

じつはあなたがサラリーマンであればすでに武器は手のなかにあります。

それについて具体的にご説明しますね!

この記事では
● 伝わりやすい、説得力のあるブログ記事を書く方法:PREP(プレップ)法について解説します

ブログ記事もPREPで書け!

サラリーマンであれば、仕事でプレゼンをすることが多い方はPREPが身についている方も多いのではないでしょうか。

「PREP? なにそれ?」

という方も、これからする説明を読んでいただけば

「あー、なるほど」「じつは知ってた」「よく見るよね」

と言っていただけると思います。

PREPとは?

PREPとは、プレゼン、企画書などに広く活用されている文章フォーマットです。

PREPでは以下の順番で文章を構成します。

  1. Point 要点ーーまず言いたいことの要点や結論を言います。
  2. Reason 理由・根拠ーーその理由や根拠を述べます。
  3. Example 具体例ーー具体例で分かりやすく説明します。
  4. Point 改めて要点ーー最後にまた要点や結論を述べて文章を終えます。

この『文章構成』がPREPの重要点といえるでしょう。

この順番で提示するから、分かりやすく、優れている、ということですね。

プレゼンを聞いていて、「まず要点から述べます」となって最後に再び「もう一度、要点をまとめますと……」という流れになっていたものを今までに見聞きしたこと何度もあると思います。

「あー、あれがそうか」と思っていただけると思います。

PREPの特徴とは?

多くの場面で使われているフォーマットなので、安心して使っていただきたいのですが、

ではなぜそんなにも広く使われているのか、ということを改めて解説します。

たいへんざっくりとした大まかなものですが、PREPの特徴にはこのようなものがあります。

  • 要点・結論がすぐに分かる
  • 要点(『伝えたいこと』)が相手の記憶に残りやすい
  • 要点の理解が深まりやすい

ひとつひとつ詳しく解説しましょう。

PREPの特徴 要点がすぐ分かる

言いたいことの要点や結論を先にいいますから、文章を読み始めた直後に『この記事は何をいいたいのか?』が分かります。

よくブログで『このブログは3分で読めます』などと冒頭部分に書いてある記事がありますよね。

忙しい現代人に「いや、こんな記事をのんびり読んでいるヒマはないよ」と思われないように、「え、3分で読めるの? なら読んでみようか」と思ってもらう仕掛けなんですね。

新人の頃、オロオロだらだらと状況説明していて上司に「結論から話せ」と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕も経験あります(汗)。

ますますみんな(主観的な体感で)忙しくなっていますからね。時間をムダにされることを非常に嫌います。何を言いたいのか分からないブログ記事はページを閉じられてしまう可能性があります。

PREPの特徴 要点が記憶に残りやすい

言いたいことの要点を最初と最後に2回言いますので、当然記憶に残りやすいです。

更にPREPだと読んだ人の記憶に残りやすい、良い印象を与えやすいと思われることを説明した研究があります。

行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が1999年に提唱した『ピークエンドの法則』というものがあります。

これはもともとは人の評価基準に関する法則なのですが、記事内容に納得がいく場合は、これが活用できるのではないかと思います。

『ピークエンドの法則』とは、人はほとんどの経験を、ピーク(最も感情が高ぶった瞬間)とエンド(最後の印象)の度合いで判断するというものです。

記事に興味をもったときがピークで記事の終わりがエンドです。

よって、そこで示されている要点・結論が「なるほどな」と思われれるものであった場合、記事への評価が格段にあがります。

つまり、説得力が高まる、ということになります。

PREPの特徴 要点の理解が深まりやすい

繰り返しますが、言いたいことの要点を最初と最後に2回言います。まさかまったくの冒頭部分のコピペを終わりに貼るのではありませんから、表現を変えたりします。

つまり、要点をさまざまな視点で提示するわけですので理解が深まりやすいです。

さらに、

要点

読者の心の声「へえ、なんで?」

「その理由は……」根拠

読者の心の声「ん? そうなの? もっと具体的に説明して」

「たとえば……」具体例

……と話が進みますから思考の流れにムリがありません

これも、説得力を高めるために一役買うのではないでしょうか。

伝わる、説得力のあるブログ記事を書く方法

僕らサラリーマンが仕事でさんざん使うPREP。ブログ記事でも非常に有効に使うことができます。

サラリーマンに馴染みのあるPREPをブログの記事に応用しましょう。

PREPを使うとブログ記事が
  • 伝わりやすく
  • 記憶されやすく
  • 理解されやすく
  • 説得力があるものになります。

PREPは非常に有名で使い勝手もよいテンプレートですが、ほかにもいろいろと効果的なテンプレートがあります。

テンプレートを多く知っていると記事を素早くまとめられるようになります。

▼こちら▼の記事からチェックしてみてくださいね。
参考記事>>クリックされるブログ記事構成のテンプレート8種