先日、ノマドやフリーランスなどの言葉の正しい意味を記事にしましたが、
ライティング関連も、なんだか分かりにくいなぁと思われているように見えるからです。
僕は広告会社に8年ほど籍を置いています。会社にはプロのライターがいます。
僕も自分で文章を書き始めてからは5年、アフィリエイトは4年の経歴があります。
●ブロガーがセールスライティングのスキルを身に着けるべき理由が分かります
●超簡単なセールスライティングの実践法が分かります
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログを書いて1年半ほどですが、月300万の利益を出しています。
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まずは言葉の定義から
広告やマーケティングの用語はカタカナ語が異常に多いです。
そして、日本語に正しく訳せていない言葉も結構あります。いえ、正しく訳そうとすればするほどややこしくなるーーというのが実情かもしれません。
『マーケティング』はまさにそのひとつでウィキペディアを調べても、いまいちクリアに納得できません笑
まずはライティング関連の言葉の定義からいきましょう。
コピーライティングとは
おそらく一般的には、『コピーライティング』というと、広告の『キャッチコピー』を考えることだ、と思われているでしょう。
キャッチコピー
JR東海の『そうだ 京都、行こう。』
マクドナルドの『i’m loving it.』
などがキャッチコピーと呼ばれるものです。
広告のトップやセンターに一番大きなフォントで書かれたりしています。
ちなみにこのマックの『i’m loving it.』は一人称が小文字だし『love』が進行形だし、文法的に間違っているんじゃないの?という論議がインターネット上でも見られます。
逆にそれが消費者の関心を引く、ということで広告に使われているんですね。
キャッチコピーは商品のブランディングや認知度を上げるために非常に重要な役割を果たします。
まあ、これは僕らブロガーにはほぼ関係のないことです(^^)
コピーライティング
『キャッチコピー』作成だけがコピーライティングではなく、広告および商業目的の媒体や商品に使われている文章はすべてコピーライターが書いています。
ポスターやパンフレットなどをよく見ると、パッと目を引くキャッチコピー以外でも文章がありますよね。
コピーライターはそれらの文章をすべて担当します。
逆に言えば、デザインをする人は文字を書きません。
たとえば今僕の手元にあるのど飴の袋に書いてある
『使用上の注意
◯開封後はお早めにお召し上がりください。◯製品の品質には万全を期しておりますが、万一不良品等がございましたらお取り返します。お手数ながら云々』
という文章も誰かが書いたものです。それはコピーライターの仕事です。
ライティングとは
『ライティング』は本来は文章を書くこと全般を指す言葉ですが、
現在、『ライティング』と言った場合、Web上の記事文章の作成を指すことがメインとなっているようです。
ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどでライターとして活躍する方が増えてきたからでしょう。
とくに資格も必要ではないために、なろうと思えばすぐにライターになれます。
文章を書くのが好き、文章を書くのが得意、というだけでライターとしてクラウドソーシングに登録できるでしょう。
しかし、それだけにライターの業界はなかなか大変な業界なのかもしれません。
こんな資料を見つけました。クラウドワークス社の決算説明資料です。
サンプルとして出ているライターさんが『子育て中ワーカー』のジャンルでしか出ていないのは、このジャンルにライターとして活躍する人が多い、ということなのでしょうか。
そのあたりが推測の域を超えませんのでなんとも言えませんが、
少なくともライターで高額稼いでいる方が多数いるわけではない、ということは分かります。
セールスライティングとは
『セールスコピーライティング』とも呼ばれます。
先ほどの『キャッチコピー/コピーライティング』が企業や商品のイメージ広告に多く使われるのに対し、
『セールスライティング』はその名のとおり、直接販売に結びつけるライティングを指します。
主に、ダイレクトレスポンスマーケティングに使われる広告文です。
広告文というか、読んだらすぐにお客さんに行動させることを目的とした文章ですね。『CTA』が非常に効果的に行われています。
Webが一般的になる前の時代でも、ダイレクトメールなどに『セールスライティング』は使われていました。
『そうだ 京都、行こう。』という言葉を見て、すぐに京都行きの切符を買う人はあまりいないと思います。
しかし、『セールスライティング』は読んだらすぐに行動したくなってしまう文章です。
ですから、テレビのような大きなメディアではほとんど見かけません。新聞や雑誌では見かけます。ウェブサイトでもよく見かけます。
ブロガーがセールスライティングのスキルを身につけるべき理由
ライターであれば、定められた文字数の文章を書き、クライアントに納品すれば報酬が得られますが、ブロガーの場合はそうは行きません。
文章は無料でブログに公開してしまうのですから、効果的な収益化の仕組みが必要です。
アドセンスという収益方法もありますが、参入したばかりのブロガーがアドセンスでバリバリ稼ぐというのはなかなかむずかしいものがあり、やはり収益はアフィリエイトのほうがメインになるでしょう。
そしてアフィリエイトは、読者に購入なり申し込みなりの行動をしてもらわなければなりません。
コピーライティング、セールスライティング、ライティングのうち、読者にすぐに行動させる文章を書くのはセールスライティングでしたね。
ということで、セールスライティングはブロガーに必須のスキルと言えるのです。
ブログ訪問は一期一会のチャンス
何か商品の情報を探しているとき、その商品名で検索して上位に出てきたサイトを順番に見ていくのが一般消費者の行動ですよね。
ということは、開始して日が浅いブログの場合、その商品を買う気満々の人はまず来ない、ということになってしまいます。
しかし、ブログを書いている方はみなさんはご存知ですが、アクセスは何らかの理由でどこかからやってきますね笑
ただ、ブログの訪問者がその商品を買う気満々か?というと……そうでもないかもしれません。
つまり、そのチャンスをしっかりとらえて行動に結び付けないと、いったん離脱したら、その読者はもう二度と戻ってこないかもしれないのです。
僕自身、複合キーワードで見つけたようなサイトはブックマークしておかないと次には見つからないという経験を何度もしています。
行動させるもっとも簡単なコツは
「一回だけのブログ訪問ですぐに行動させるなんて、なんだかむずかしそう」
と思うかもしれませんが、そうでもありません。
しかし、商品の良さばかりをアピールするのは逆効果です。
商品の良さだけを伝えても、案外、人は行動しないものです。
よく言われるのが
人は説得されて買いたくない。納得して買いたいのだ。
ということ。
では、実際にはどうすれば納得してもらって、すぐに行動してもらえるのか?ということですが、
セールスライティングのテクニックはいろいろあるものの、もっとも簡単でシンプルなものとしては
正直にすべて書いてしまうこと
です。
アフィリエイトで商品を紹介しているときに、メリットもデメリットもすべて書くと、逆に読者の信頼はぐっと高まります。
そして人は、信頼している人の勧めによって買いたい、という願望があります(潜在意識の話です)。
読者が『信頼している人』になることが可能なのが、正直に全部書くことなんです(^^)
ブログの記事作成に役立つセールスライティングと、超簡単な実践法のまとめ
◎コピーライティング=広告の文章。
企業や商品のブランディングや認知度アップのため。
キャッチコピーはその一部。
◎セールスライティング=読み手にすぐに行動させる文章。
ダイレクトレスポンスマーケティングで使われる。
◎ライティング=文章を書くこと全般。しかし昨今はWebの記事執筆などが多い。
◎ブログ初心者でもセールスライティングを実践するもっとも簡単な方法は『メリットもデメリットもすべて書くこと』。
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