ブロガー希望者さん
どうやらS先輩は会社を辞めたいようです。ブラックですもんねぇ……。
しかし、なんでまたプログラミングの勉強を……?
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログでは月300万の利益を出しています。
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S先輩は完全に誤解しているようです
S先輩は僕のブラック企業時代の先輩です。といっても1コ上なだけなんですが、めちゃくちゃひさしぶりに電話がきました。
どうやらS先輩は、会社を辞めたらノマドになってプログラミングをやるものだと思っているようです。
僕「会社、辞めるんですか? で、転職じゃなくてノマド?」
S「辞める、あんな会社。新卒で入ってかれこれ10年。その間に2万円しか昇給してないんだよ? 年収で、だよ? もうやってられない。あこがれのフリーランスになるんだ!」
僕「……」
ということでS先輩に以下のことを説明しました。
フリーランス
なんかいきなり夢を潰すようで申し訳ありませんが、『フリーランス』は単に『個人事業主』のことです。
ウィキペディアには、こうあります。
フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。
Wikipedia
ここにある、『個人企業法人』という言葉、僕自身あまり聞いたことがないのですが、おそらく『ひとり株式会社』のようなものではないかと思います。
会社なんだけど、実質、社長さんひとりでやっているところですね。
そしてさらにこう書いてありました。
単発の仕事として様々な仕事はするものの、その仕事を引き受ける都度契約を結ぶという形態をとる請負であり、小説家・芸能人など個人の能力によって成果が決まる職種に多いが、大工やプログラマなどの技術者、漁師のような古典的な職業も存在する。
「なんか、『フリーランス』のイメージがどんどん壊れる……」
と思っている方もいるかもしれませんが(^^)
フリーランスとは個人事業主のことです。
ノマド
『ノマド』とは本来『遊牧民』『放浪者』などという意味です。
語源はギリシャ語だそうですが、英語にもフランス語にも相当する言葉があるようです(英語の発音は『ノウマッド』に近い)。
英語のウィキペディアを見てみると『定まった住居をもたずに定期的に住んでいる場所を移動する人々』といった意味の説明文があります。
ノマドワーカー
こちらはもう、ウィキペディアにばっちり載っていましたので引用します。
ノマドワーカーは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語の表現。
Wikipedia
かなり明確に定義されています。
そして『ノマドワーク』が、このような働き方のことです。
Wi-Fi環境のあるカフェや喫茶店など、毎日違ったお店を渡り歩いて仕事をする様子を『ノマド』と呼んでいるわけですね。
デジタルノマド
この言葉は日本語のウィキペディアがありません。
英語『Digital nomad』のウィキペディアを見てみると『テレコミュニケーション・テクノロジーを利用して生活の糧を得ている人。多くの場合、遊牧民族のように移動する』とあります。
ということは、これも人を指す言葉ということですね。
先ほどの『ノマド』の説明で
『Wi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外のさまざまな場所』
ってまるで街中をうろうろしているように書かれていましたが、デジタルノマドの人たちは世界中を旅している方が多いです。
だからみんなのあこがれの的なんですね。
コロナ禍もピークを過ぎたのか、『ITmediaビジネスONLINE』でこんな記事が公開されました。
『イーロン・マスクは許さない? 世界で広がる「デジタルノマド」とは』
この記事のタイトルでイーロン・マスクの名前がついているのは、この記事が公開された2022年6月頃に
リモート勤務を希望する人は、最低でも週40時間オフィスで働く必要がある。さもなくば、社を去らなければならない。
と幹部に伝えたというニュースが世界中に伝わったから、のようです^^
テレワーカー
そういえば、『ノマドワーカー』のウィキペディアを見たときに『テレワークも参照』とありました。
そして『テレワーク』を見ると、こうありました。
テレワーク(telework)あるいはテレコミューティング(telecommuting)とは、勤労形態の一種で、情報通信技術(ICT, Information and Communication Technology)を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態をいう。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。また、テレワークで働く人をテレワーカーと呼ぶ。
『テレワーカー』という言葉は初めて知りました。
なんか『在宅勤務』と同じような印象です……(^^;)
プログラミング
S先輩は「ノマドやるならプログラミングを勉強しなくちゃ!」と言っていました。
しかし、ノマドになるためにプログラミングが必須かというと、そんなことはありません。
プログラミングとはなんでしょう?
『プログラミング』(名詞)の元になる『プログラム』(動詞)は『何かを計画すること、仕込むこと』という意味なので、本来広い意味に使われます。
が、ノマドという言葉と関連して使われる場合、ほぼ100%、コンピューターに送る指示を作成することを意味していますね。
ノマドと関連付けて使われるようになったのは、先ほどのデジタルノマドで有名な方がほぼほぼプログラマーだったからじゃないでしょうか。
プログラマーはパソコンでつながればどこでもテレワークできますから。
とくに昨今はその需要と重要性が上がったのでしょう。
起業家
「なんか似たような言葉がたくさん出てきて頭がこんがらがった……」
という方もいるかもしれませんが、
ノマドワーカーをノマドと呼んでも間違いではないし、デジタルノマドと呼んでも大丈夫です。
ただ、ひとつ僕がS先輩に強く伝えたのは、
フリーランスもノマドも人に仕事を貰っているだけじゃつまらない
ということでした。
最初のほうで、フリーランスのウィキペディアの引用に書いたように
『単発の仕事を都度契約で引き受ける人』
つまり、誰かに仕事を依頼されて実行する人です。
これ、普通に考えたら「それ、収入不安定じゃない?」と思いますよね。
仕事の依頼が相手主導だったらとても不安な働き方です。
デジタルノマドの有名な方たちはめっちゃ稼いでいます。
この方たちは働き方はデジタルノマドなんですが、いわば『起業家』です。
自分で自分のビジネスを作り上げています。だから稼いでいるんです。
僕ら、パソコン1個もっていればどこでも稼げる時代に生きています。
他者からの仕事を待っているなんてつまらないですよね。
そして『自分の仕事』はプログラミングとは限らないです。何をやってもオンラインで稼いでいくことは可能です。
自分で自分のビジネスを作って稼いでいきましょう!
ノマド、フリーランス、プログラミング、それそれの正しい意味のまとめ
思っていたのとちょっと違う……と感じる方もいるかもしれません。
でも、とにかく僕らは今たいへんな武器を手に入れてしまってるんです笑
それを使わないのはもったいないですよね!
今現在プログラミングが分からないから「やっぱりプログラミングを勉強しなくちゃ稼げないかな」と思っている方、それは真実ではありません。
◎フリーランス=個人事業主
◎ノマド=テレワーク
◎ノマドワーカー=テレワーカー
◎デジタルノマド=起業家
◎僕らは自分で自分のビジネスを作れる
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