新人ブロガーさん
読者にアフィリエイトリンクをクリックしてもらいたかったら、論理的な文章を書けばいいんですよね?
今回はそんな話題についてです。
PREPの概念が広まっているせいか、『論理的な文章=売れる文章』と勘違いしている方が多いようなんです。
ヒューイ
● プロのコピーライターが使っている、人を行動させるテクニックを解説します
● コピーライターのテクニックをブログに活用する方法を解説します
● ブログからの収益をもっと増やしたい!(切実)
先に結論を言うと理路整然とした文章だけで人を行動させることはできません。
がんばってたくさんの人の目に触れるようにしても、
読後「ふーん」という曖昧な感想だけで記事を離れていかれたら……
収益になりませんよね。
そんな残念なブログにならないように最後までしっかりとお読みくださいね!
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログを書いて1年半ほどですが、月300万の利益を出しています。
Table of Contents
読者を行動させる文章とは?
僕らブロガーは、読者つまりお客様との繋がりは文章だけです。
しかも肉筆の手紙ではなく、ネットに繋がっているデバイス上の活字。
そんな状況で、読み手に行動してもらうのは非常にむずかしいものです。
どう考えても対面セールスをしている人の方が有利で、成約率も高いはず。
しかし、活字で繋がっているだけなのに読み手を行動させてきたツワモノがいます。
それがコピーライター。
コピーライティングのテクニックには、読み手を行動させる技が詰まっています。
今回はそんなコピーライティングの奥義をあなたにシェアしますね!
一般的に考えられていること
コピーライティングの奥義を解説する前に、
一般的に、人を行動させるためにどうしたら良いと理解されているか、ちょっとおさらいしてみましょう。
理由、理解、納得?
非常によくあるのが、以下のようなステップで接するという方法です。
1 理由をきちんと話す
2 理解してもらう
3 納得してもらう
セールスのお仕事をしている方で、「お客様にはこのようなステップでアプローチしなさい」と教えられた方もいるのではないでしょうか。
「本社の商品をオススメする理由はこれこれです」
としっかり理由を説明し、理解して納得してもらえば買ってもらえる……。
これは一見もっともらしい主張ですが、やってみると案外うまく行きません。
理由はあとで解説しますが、
まじめな方ほどこの方式をやってしまい、「なぜ売れないんだ?」と悩む迷路に入ってしまいます。
そもそもあなた自身、論理的に説得されて何かを購入したことありますか?
その購入に満足していますか?
また、これからも説得されてお金を支払いたいですか?
おそらく大抵の方が「NO」です。
人は自分で選んで決めたいのです。
説得されて納得したいとは思っていません。
解決策を示す?
以前、1サイトで2億円稼ぐコピーライターから教えてもらったテクニックとしてQUEST(クエスト)フォーミュラの解説をした記事を書きました。
QUESTフォーミュラとは以下のような順番で話を進めます。
1 こんなお悩みありませんか?
2 じつは僕も同じ悩みがありました。
3 ところが今はもうまったく悩んでいません。
4 なぜならば◯◯を手に入れたから。
5 あなたも試してみませんか?
参考記事>>ブログ記事構成のテンプレート8種:クリックさせる記事構成
つまり具体的な解決策を示すんですね。
しかし、この論理展開のパターンだけを真似しても、読み手は行動してくれないでしょう。
実際には、具体的な解決策を示しても
「そんなことは分かっている! それができないから困っているんじゃないか!」
と反論されるのがオチです。
*2億円稼ぐコピーライターはQUESTフォーミュラに、これからお話しする『人を行動させるポイント』をちゃんと盛り込んでいます^^
読者を行動させる5つのポイント
「具体的な解決策を示しているのになぜ?」
と不思議に思うかもしれませんね。
その理由をポンと言うことは簡単ですが、せっかくですので
ブロガーが記事を書くうえでどのようにすれば良いのか
という視点で具体的に解説しましょう。
ブロガーが活用するにはどうしたらいいか?
ブロガーがコピーライティングのテクニックを活用するためには、
以下のようなポイントを押さえて記事を書くと良いでしょう。
1 ターゲットを知る
2 読みやすい文章
3 理解しやすいデザイン
4 論理の流れが自然
5 感情を動かす
くわしく解説します。
1 ターゲットを知る
ターゲット、つまりブログの想定読者ですね。ペルソナでも同じことです。
ターゲットについての理解を深めましょう。
「ターゲットは40代の子育て中のパパさんママさんで……」
という曖昧なターゲティングの方が非常に多いです。
40代のパパと40代のママでは価値観も思考も違うので、同じ文章が刺さるとは限らないのです。
✔︎ターゲット設定とは
ターゲットは例えば
43歳女性。子どもは14歳女児と9歳男児。3歳年上の夫がいる。
神奈川県川崎市在住。家は分譲マンション、15年前に購入したのでまだ20年ローンが残っている。港区の出版社勤務。最近課長に昇進したため残業が増えて、仕事と家事(子どもとの時間含む)の両立に悩んでいる……
みたいな感じに設定します。
2 読みやすい文章
読者は情報を求めてブログ記事にやってきます。
しかも、スマホの小さい画面で読んでいます。
なので、読みやすい文章でないとすぐに離脱して次の記事へ行ってしまいます。
検索でヒットした記事はおそらく何万とあるでしょうから、読みにくい記事を苦労して読む必要はないのです。
✔︎まずはファーストビューを意識する
記事を開いた瞬間に目に入ってくる内容をファーストビューと言いますが
これが非常に重要です。
アイキャッチ画像であればさっとスクロールしてくれるでしょうが、
そのあと、導入部にみっしり文章が隙間なく書かれていたら……読むのに抵抗感が生まれます。
またアドセンス広告が大きく表示されると、そちらをついクリックしてしまう読者もいるかもしれません。
3 理解しやすいデザイン
繰り返しますが、読者は情報を求めてブログ記事にやってきます。
しかも、現代人は何かと「はやくはやく」と気が急いています。
つまり、はやく結論が欲しい、はやく理解させてくれ、はやく方法を教えてくれ、という感覚なんです。
そんな焦って行動しているような人に
「この文章をじっくり読めば分かる!」
みたいな記事を提供しても、読んでもらえませんよね。
「別の記事で情報取るからいいよもう!」
と読者に思われてしまうのは明らかです。
✔︎ビジュアルが大事
そこでどのような方策を取るかというと
分かりやすいビジュアルを取り入れることです。とことん読者のことを考えます。
具体的にいえば、重要部分を太文字にしたりマーカーを引いたり、枠で囲ったりして
「ここが重要ですよ」
「ここがこの記事の要点ですよ」
ということをパッと見ただけで分かるようにします。
参考記事>>読みやすいブログ文章とは?読まれやすいブログ文のビジュアルとは?
「読めば分かる」
「読んでくれれば理解してくれるだろう」
という考え方は禁物です。
あなたの記事から情報を得なくてはいけない理由はほとんどありません(類似記事がほかにどっさりありますよね)。
4 論理の流れが自然
記事を読みながら、読者には
「そうそう」
「YES、YES」
と思い続けてもらう必要があります。
途中で一ヶ所でも「え? そうなの?」という引っ掛かりができた時点で
記事に対する不審や、「他を調べてみよう」という離脱の原因になります。
そこを防ぐために
「論理的な文章を書くべし」
と言われるわけですね。
記事を読みながら「うんうん」「そうそう」と読者がすんなり共感してくれる文章を作ることが重要です。
✔︎PREPは優秀。しかし……
その意味でPREPは非常に優秀です。
参考記事>>伝わる、説得力のあるブログ記事を書く:文章フォーマットPREP(プレップ)法
会社の仕事で、プレゼンなどで利用している方も多いでしょう。
効果があるから実績があるからプレゼンで使われるんですね。
しかしプレゼンとアフィリエイト記事では決定的に違うところがあります。
5 感情を動かす
アフィリエイト記事がプレゼンと違うところ、それは受け手の感情が大きく影響するところです。
人は感情でモノを買います。
ほぼすべての購入は衝動買いと言っても良いくらいです。
会社のプレゼンではメリットデメリットを洗い出して検討するところを
アフィリエイト記事では、読者は「あ、欲しい」でポチります^^
論理が要らないとは言いません。
論理の上に感情を動かす要素を乗せることが必要なのです。
「感情を動かすって具体的にどうすればいいの?」
と思う方も多いかもしれませんね。
では、次にブログ記事で活用できる方法をいくつかシェアしましょう。
✔︎購入したらどうなるか示す
マーケティングで『フューチャー・ペーシング』という言葉があります。
読者と一緒にタイムスリップして未来に行き、未来を見せる……といったイメージです。
たとえばダイエット食品。
購入して利用したら痩せる……これは当然です。
コピーライターはその先の未来まで読者に示します。
つまり
・容姿が原因であなたをフッたあの男を見返すことができます。
・ブティックのマネキンが着ている服を自信をもって買うことができます。
・ブティックの店員さんに「Mサイズありますか?」と自信をもって聞くことができます。
・スタイルが良くなると逆にあなたの中身を愛してくれる男性が見つかります。
……などなど。
「いや、そんなの一部の人にしか当てはまらないでしょ」
「そんなのわざわざ言わなくてもなんとなく想像できるのでは?」
一般的にはそう思ってしまいますよね。
はい、そのように考えてやるかやらないかで、読み手の反応は大きく変わってきます。
人は案外、明確に示されないと分からないことが多いのです。
✔︎購入しなかったらどうなるか示す
その商品なりサービスなりを購入(利用)しなかったらどうなるか、
これも『購入したらどうなるか』と同様、具体的に示します。
しかし、この場合とても重要な注意点があります。
それは『やりすぎないこと』。
『購入したらどうなるか』は箇条書きにして羅列しても良いですが、
『購入しなかったらどうなるか』を箇条書きにして羅列してはいけません。
これはWebマーケティング会社の調査で答えが出ていることなのですが、
人は嫌なことにわざわざ直面したくない
のです。
『地震保険に入らないとこうなる』という脅し記事は、大きな地震の直後にしか読まれませんし、それも少し経つと忘れられてしまいます。
なので、『購入しなかったらどうなるか』はちょこっと刺すように書くのがコツです。
僕もこの記事の冒頭で以下のようにやっています^^;
がんばってたくさんの人の目に触れるようにしても、
読後「ふーん」という曖昧な感想だけで記事を離れていかれたら……
収益になりませんよね。
✔︎ワクワクすることを言う
人は感情でモノを買うのですが、その感情、落ち込んでいる感情のはずはありません。
絶対に高いテンションのはずですよね。
そうであれば、
読み手の感情を刺激するということはつまり、読み手をワクワクさせる、テンションを高める、
ということになります。
『購入したらどうなるか』を羅列するときに、なるべくワクワクすること、テンションが高まることを書きましょう。
先ほどのダイエット商品であれば、ちょっと考えてもこんな未来が想像できます。
・痩せたら嫌な奴らを見返せる
・痩せたら男性にモテる
・痩せたら好きなファッションを楽しめる
・痩せたら就職や転職にも有利
・痩せたらハイスペ男子に見初められる
・痩せたら能力が高そうに見える
・痩せたら実際に能力が高いと見なされる(エビデンス付き)
・痩せたら健康になる
・痩せたら長生きできる
これらのなかから、あなたのターゲットがワクワクするような未来をピックアップして、示してあげましょう。
ちょっと脱線
人の悩みって案外本人が思っている原因とは違う場合があります。
たとえば僕がお受けした悩み相談の実例ですが、
その方は40代の女性で中学生のお子さんが反抗的で困る、というお悩みでした。
本来、僕はそんな人生相談を受ける立場ではないのですが(笑)、ビジネスコンサルの途中でそんな話になりました。
しかしよくよくお話を聞いてみると、
彼女は夫の給料が安いためにいやいや勤めに出ている。疲れて帰宅すると中学生の娘が家事を何もしないでケラケラとテレビを見ている。それでカッとなって叱る、というより言い争いになる……
ということでした。
結局この方は在宅でインターネットビジネスをすることにより、半年で勤めの給料を上回る収益を出し、娘さんとの関係も改善しました。
彼女の悩みの原因は『反抗的な娘さん』ではなくて『経済的な不安・不満』だったんです。
なので文章の書き手が明確に指摘することは読者を行動させるうえで非常に重要なのです。
読者に行動させる文章の書き方のまとめ
「こんなにバラしたら困る!」とコピーライターたちからクレームが来そうですが……
まあ、いいでしょう^^
この記事を読んだラッキーなブロガーさんにはぜひ収益を爆上げしていただきたいと思います^^
◎読者を行動させる5つのポイント
1 ターゲットを知る
2 読みやすい文章
3 理解しやすいデザイン
4 論理の流れが自然
5 感情を動かす
・購入したらどうなるか示す
・購入しなかったらどうなるか示す
・ワクワクすることを言う
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