本のレビュー本のレビューって言うけど、本のレビューってどうやって書けばいいんですか? 全然分からないんですけど!
[/say]では、今日は本のレビューの書き方について解説してみましょう。
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結論から言えば……
結論から言えば、良いブックレビューとは
その本を買って読みたくなるレビュー
ですよね。
『ネタバレあり』と、あらかじめことわってあったとしても、全部あらすじを書いてしまって
「ふーん、そういう話なんだ(もう分かったから買う必要なしね)」
と読者に思わせてしまうのは、良いレビューとは言えないと思います。
僕は、ネタバレされてもべつに気にしないほうなので、本を買おうかと思ったときにけっこう調べてしまうのですが、
これはすごい!というレビューにはあまりお目にかかったことがない、という印象です。
どちらかというと、『自分がどう感じたか』ということを書きたい方が多いようで、
そうなるとネタバレしないわけには行かなくなっちゃうんでしょうね。
あらすじを書いて、『ここで私はこう思った』的な文章に終始してしまうようです。
良いレビューを書くには
良いレビューを書くには、先ほども言ったように
その本を買って読みたくなる
という文章を書くことが必要だと思います。
でも、どうやったら『その本、買って読みたい〜』となるでしょうか。
人に何かを勧めるとき、以下のような方法があります。
・「とてもすばらしいものですよ」と言う。
つまり、この本がいかにすばらしい本かを説明する。
・「あなたにとって役立つものですよ」と言う。
つまり、この本がいかに相手の役にたつ本かを説明する。
しかし、この方法は案外うまくいかないケースが多いです。
なぜかというと、どちらの場合も『説得』に近いから。
それまでその本を読まずにちゃんと生きてきた方に、その本を読むように『説得』しているカタチになるわけです。
そしてたいていの大人は見ず知らずの人に『説得』されて本を読みたいとは思いません。
なので、場合によっては
「なんか押し付けがましい文章だな。べつに買ってまで読む気はないんで」
と思われてしまいかねません。
ところがここに、『説得』じゃない方法で、その本を購入したくさせるやり方があります。
それが『好奇心を刺激する』方法です。
人は好奇心に勝てない
先日、メンタリストDaiGoさんが
人間はすでに実績がある人よりも、これから何かを起こしてくれそうな人に、より心を奪われてしまう
という内容の動画を公開していました。
期待や好奇心は絶大なチカラがあるんですね。
よく見かけるブログの記事タイトルで以下のようなものがありますが、これも好奇心をうまく刺激していると言えます。
『ブログ記事タイトルの付け方で重要なこと3つ』
『ブログキーワードの選定5ステップ』
『ブログの書き方ベスト5パターン』
たとえば、「記事タイトルの付け方はだいたい把握している」と思っている方でさえ、『3つある』と言われると、その3つがどんなものなのか気になってしまいます。
このように、好奇心を上手に刺激してやると人は行動します。
そして、自分から行動しているので気持ちよく行動してもらえます。
説得されての行動では、こうは行きませんよね。
具体例でご説明
「好奇心を刺激ってどうやればいいの?」
と思われるかもしれませんので、具体例で解説します。
こちら、最近話題のベストセラーですね。
この本を以下のように説明したらどうでしょう。
読書・勉強、記憶、情報収集など……
Amazonより
限られた時間で、良質な学びを手に入れる。
情報過多の現在、日本一アウトプットする精神科医は、
短い時間で何をどのように学ぶのか
多くの読者から寄せられたこの問いに対し、
読書法・学習法・記憶術・会話術・情報収集など、
脳科学に裏付けられた80のインプット術を紹介。
【こんな人にオススメです】
時間がない中で効率の良い学び方を知りたい人
学んだことが記憶に定着せずに悩む人
学びを行動に移せずにいる人
アウトプットの質を上げたい人
これはアマゾンの販売ページでの、この書籍の紹介文です。
まあ、悪くはないけど、この文章を読んだだけで即買いする人はあまりいないのではないかと思います。
おそらくこの書籍をこのアマゾンのページで見ている人は、もうすでに買う気満々なので、ここでことさらに好奇心を刺激する必要はないのでしょう笑
一方、樺沢紫苑先生のことをまったく知らないか、
「インプット大全の名前はどこかで聞いたかも……」くらいの方があなたのブログに来てくれたとします。
その場合、こんな文章だったらどうですか?
僕らは日々、情報サイトやニュースサイトで
新しい情報を仕入れています。が、
その97%は無駄だということを、
あなたはご存知ですか?
日本一アウトプットする精神科医の方が
短い時間で何をどのように学ぶのか
具体的な80の方法を公開しています。
メモの取り方、セミナー受講の心構えなど、
なるほどな、と思うこともありますが、
18番目の方法は私にとって
まさに目からウロコ。
仕事などで分からないことは誰だって
上司や先輩に聞くものだと考えるでしょうが、
樺沢先生はまったく盲点を突いた方法を
教えています。
「え! そこ?」と
思わず声をあげてしまいそうな手法で、
私のインプットに対する考えは180度変わりました。
気になっちゃうんじゃないでしょうか?笑
「だいたいあんなことを言ってるんだろうな」と見当が付く方でも気にはなります(^^)
そして、本なんて1500円かそこらですから、買っちゃいます(^^)
そこで再びヨメレバリンク笑
と言いたいところですが……ちょっと待ってください。
本のアフィリエイト報酬って、こう言ってはなんですが、たいした金額になりません。
さらに進んだオススメへ
インプット大全の著者、樺沢紫苑先生について言えば、こんな教材もあるんですよ。
樺沢・吉野の新Facebookの稼ぎ方 リニューアルしたフェイスブックで人気者になり 月手取り100万円になる方法
「今さらFacebook?」と思うなかれ。リニューアルしたそうですよ。
僕がいま師事しているマーケッターさんもFacebookに再注目しています。
樺沢先生はFacebookの書籍を2011年の春に出版したFacebookのプロです。その樺沢先生が教えてくれるFacebook攻略法ですからね。期待できます。
まずは無料の動画講座が見れるので、とりあえず登録してみてもいいのではないでしょうか(^^)
……といったように、
『学び効率が最大化するインプット大全』
という書籍名でアクセスを集めておいて、さらに進んだ高額オススメにお誘いするーー
という図式もアリ、ですね。
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