僕はマーケティング、コピーライティングを学び出した頃から師匠に心理学についても学ぶように言われ、
かれこれ7年ほど心理学を意識して学んできました。
心理学はビジネスに必須の知識です。心理学を知っている人は稼げます。
この記事はブログで収益を上げたいすべてのブロガーさんの役に立つと思います。
各見出しの部分だけを拾い読みすることも可能です。
各項目で、ブログに活用する方法も書いていますので、参考にしてみてください。
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログでは月300万の利益を出しています。
● 心理学をブログ記事執筆やアフィリエイトに活用する方法が分かります
この下↓↓の目次で、興味をもった見出しをクリックして飛んでみてくださいね。
目次
なぜ心理学? 人間なら誰でも反応してしまうから
『心理学』なんてたいそうに構えて勉強しなくても、僕らは自分や周囲の人たちを観察するなかで
「こういうときってどうしてもこういう反応しちゃうよね」
と思うことってありますよね。
例を挙げるとこんな感じ。
・「見るな」と言われると見たくなる
・いつもその曲を聞いているとなんとなく好きになる
・限定品と言われるとなんとなく欲しくなる
漠然と知っているし、人に言われると「あるある!」となります。
しかし「その知識を使えてますか?」と問われると、大抵の方は自信がないと思います。
普通の人はそれで別に困ることもありません。
心理学で稼ぎまくる人々
ところがある人々はこの『心理学』を系統立てて勉強して、さらにそれを仕事に生かして稼いでいます。
人がどうしてもやってしまう行動を知っているということは人の行動を促すことができる、ということ。
それを仕事に応用したら、稼げるのは当たり前ですね。
その”ある人々”とは、セールスマン、セールスライターです。
心理学の知識は収入額に直接影響すると言われて、
僕もかなり前から心理学、とくに販売心理学と呼ばれるものを勉強してきました。
おかげで、僕はブログでのアフィリエイトは最近始めたのですが、
集中して取り組んだら半年で以下のような月収を作る仕組みを構築できました。
![](https://kiban01.com/wp-content/uploads/2019/11/uriage-300x201.jpg)
実際、心理学はブログでもYouTubeでも、どんなSNSでも、非常に役にたちます。
知っておいてゼッタイに損はない! そんな知識です。
この記事ではあなたの収入額アップに貢献しそうな心理学の知識をすべて出して行きます。
ご期待くださいね!
返報性の法則 なぜかお返ししたくなる
人に良いことをしてもらったら「お返しをしなければ」と考えてしまう、人間の習性です。
『法則』とまで言われているくらい、強い威力を持っています。
スーパーマーケットで店員さんが試食を配っているのもこれを利用しています。
企業が無料でサンプルや役立つ冊子などを配るのもこれです。
ツイッターで「Give Giveの精神で行きましょう!」というのも結局はこれです。
相手の行動を待っていてもなかなか事が進展しない場合、
まずこちらから与えることによって良い循環がスタートします。
ブログに活用するには
ブログは価値のある情報を無料で公開している時点ですでにGiveの精神に従っています。
ただ、同じ戦略を取っているブロガーが多いので、読者に
「このブログ記事はこんなにすごい情報を無料で出している!」
と思われるようにすることが望まれます。
ちなみに、「情報を無料で出している」と思われれば良いのです。
つまり、情報自体は検索すれば出てくるようなものでも、それを素人向けに分かりやすく噛み砕いて解説すると、読者は
「すごい情報だ!」
と思ってくれる可能性があります。
ザイアンスの法則 会えば会うほど好きになる
毎日行くコンビニで流れている曲はなんとなく好きになる。
毎週見るドラマのオープニングで流れる曲はなんとなく好きになる。
こういうことは日常でもよくあることですね。
これはザイアンスの法則(単純接触効果)と呼ばれています。
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンス博士が発表した論文からこの名前がついています。
繰り返し接触しているとなんとなく好感を抱く、というわけです。
ブログに活用するには
とにかく接触する回数を上げます。
検索からやってくる読者は、そのとき限りの一見さんになってしまう可能性も高いのですが、
ブログの特徴を際立たせておけばブログ自体をブックマークして、定期的に読みに来てくれる可能性はあります。
また、なんといっても効果があるのはSNSからの読者です。
フォローや登録などしてくれる人はあなたの今後の発信に興味がある人たちです。
繰り返し接触して、さらに好意を持ってくれる可能性があります。
SEOではブログの方向性を明確に。
SNSではブログの想定読者と繋がる。
この2つが大事です。
カリギュラ効果 禁止されるとやりたくなる
人は禁止されると逆にそれをやりたくなってしまいます。
人にそういう習性があることは『鶴の恩返し』や『浦島太郎』で僕たちはよく知っていますよね^^
小さいお子さんを子育て中の方は毎日この習性と向き合っていらっしゃると思いますが、これはお子さんがやんちゃなのではなく人間がそのようにできているのです^^
成人した立派な大人でもこの傾向はあります。
僕が子どもの頃、家に
『決してひとりでは見ないでください』
と書いてあるホラー映画のDVDがあって、いかにも怖そうなパッケージだったのでもちろん見なかったですが、
子どもながらに見るなと言われると見たくなるような複雑な気持ちになったことを覚えています。
ブログに活用するには
この習性はブログにめちゃくちゃ活用できます。
大まかなものをあげても3つあります。
・禁止
・除外
・限定
個別に細かく見てみましょう。
✔︎禁止
禁止するのは割と簡単です。やってもらいたいことの逆を言います。
『稼ぎたいブロガーはこの記事を読むな』
『本気の人以外はこの先を読まないでください』
まあ、大抵の場合、こっそり読みますよね^^
✔︎除外
禁止ほど強く言うのがためらわれる場合、除外する言い方があります。
『本気じゃない方は買わないでください』
『これを飲むだけで痩せられると思う方には購入をお勧めしません』
ここで要注意なのは、
読者を拒絶するのはNGで、『あなたはそんな人ではありませんよね』というニュアンスで書く
ということです。
✔︎限定
限定にもいろいろありますから、以下のようなものは広義でカリギュラ効果を狙っていると思います。
・先着〇〇名のみ
・〇〇をした方だけ
実店舗で『現品限り!』と書かれているワゴンの商品、なんとなく見てしまいませんか?^^
アップセル 売上アップのアップセル
アップセルとは顧客単価を上げることです。
大まかに言って以下の2種類があります。
(1)より高額な商品を勧める
(2)複数購入を勧める
美容院に髪を切りに行くとなんちゃらシャンプーとかなんちゃらトリートメントをよく勧められるのですが、あれですね^^
ブログに活用するには
アップセルの方法を整理すると以下の3つになります
1 より高額な商品を勧める
2 価格は安いがアフィリエイト報酬がより高額で良質な商品を勧める
3 複数購入を勧める
このうち、もっともむずかしいのは1でしょう。
2は購入者にとって良い情報です。良質な商品をより安く買えるのですから。
3は、まとめ買いを促せば良いので、まとめ買い、備蓄のメリットを提示します。
1については、その手法をこちらの記事に詳しく買いています。
参考記事>>アフィリ報酬が高額な、無名の商品をアフィリエイトする方法
クロスセル アフィリでもっともやりやすいかも
クロスセルとは他の商品も合わせて購入してもらうことです。
アップセルと同じく、顧客単価を引き上げるのが目的です。
これはブログでのアフィリエイトにおいて、かなりやりやすい手法ではないかと思います。
ブログに活用するには
たとえばノートパソコンをオススメする記事だったら、
そのノートパソコンにぴったりなケース、携帯用の小さなマウス、ちょっとした小物や便利グッズ……
想像力を働かせましょう。
その商品を使うときに、どれだけユーザーをコーディネートできるか、が勝負です。
ダウンセル 売上ゼロよりは売れたほうがマシ
ダウンセルという手法があります。
これは「予算が合わないから買わない」と答えたお客様に対して、より安価な商品をご紹介すること。
機会損失になって売上がゼロ円になるよりは、少なくても収益があったほうがマシという考え方です。
ブログに活用するには
ブログでよく見かけるのはランキング記事。
ブロガーとしてのイチオシはランキング1位の商品でしょう。
しかし、価格がイマイチ高額すぎたりする場合には、読者は2位、3位の商品を選ぶ可能性もありますね。
1位の商品は買えないと思われて記事を離脱されるよりは、2位でも3位でもいいからクリックしてもらったほうがいいですよね
松竹梅の法則
松竹梅と言えば日本古来のランク付けを表現する言葉です。
つまり、価格などが上中下と3つのランクがあるということです。
ここに『法則』がつくとどうなるかというと、
『松竹梅とあると竹のレベルを選ぶ人が多い』
となります。
明確に『2:6:2』の割合になる場合も多いです。
つまり、ある商品の価格帯が15000円、12000円、10000円となっているとすると、真ん中の12000円を選びたくなり、
実際に5人のうち3人は12000円を選ぶということです。
ブログに活用するには
松竹梅の法則は非常におもしろくて
価格が『15000円、12000円、10000円』となっていれば12000円がもっとも選ばれ、
価格が『18000円、15000円、12000円』となっていれば15000円がもっとも選ばれる確率が高いです。
ということは、
アフィリエイトでアフィリ報酬がもっとも高く、読者にもっともクリックしてもらいたい商品は『竹』ランクになるようにランキングを設定する
これがうまくできれば最大限の効果が引き出せることになります。
処理流暢性 分かりやすい=正しい
脳は非常に大量のエネルギーを必要とします。
一日中座って勉強していると、体は動かしていないのにドッと疲れることってありますよね。
なので脳はちょいちょい手抜きをしていますし、あまりエネルギーを使わないことを好みます。
エネルギーを節約したいのは生命を維持するための保険みたいなものでしょう。
するとどういうことが起きるかというと、僕らは
分かりやすいことは好ましい、
分かりやすいことは正しい、
と思ってしまうのです。
自分が理解できないことを「怪しい」と言う人っていますよね。
インターネットのビジネスでも、「ブログでお金が稼げるなんて(自分には理解できないから)怪しい!」なーんて言うおじさん、少し前までいましたよね^^;
ブログに活用するには
とにかく分かりやすい構成にしましょう。
記事を分かりやすくする方策としては以下のようなことが挙げられます。
・図やイラストを使う
・重要部分を強調(太字、マーカー、枠で囲む)
・文章中の漢字量を3割までに留める
・論理の流れを明確に
・文章を短く、意味を読み取りやすく
・音読してみる
あえて専門用語を使う
ブログ記事は分かりやすい文章を心がけましょう、とは誰でも言うところですが、
逆に専門用語をあえて使うことにメリットもあります。
『子どもにも分かる文章』というのはたとえであって、そのまま鵜呑みにしてはいけません。
大手新聞社が発行している小学生新聞を読んだことがありますか? わりと読みにくいです^^;
参考記事>>分かりやすい文章を書く11の方法:「子どもにも分かる文章」というのはまちがいです
ブログに活用するには
ブログの想定読者によって専門用語を使ったほうが読みやすいし、理解もされやすいです。
これはじつはみなさん自然にしていると思います。
たとえばブロガー向けのブログなら、
『初心者にオススメの有料テーマ5選』
なんて記事タイトルは非常にありそうな印象ですが、
ブログでの副業を考えたこともない人にとっては「なんのこっちゃ??」ですよね。
つまり、想定読者にだけ分かる専門用語を使うことによって
『読者を絞って発信している』
『分かる人には分かる発信をしている』
ことができるのです。
Twitterでも活用できます
ちなみに部外者が分からない言葉ほど、分かる人には喜んでもらえて団結力が強まるーーということがあります。
合言葉や略称のようなものを使うことで瞬時にして仲間意識を共有することができるんですね。
Twitterで見かける例としてはこちら。
『TTP(テッテイテキにパクる)』
ブログはトップブロガーさんを真似するのがもっとも効果的なので、ブロガーの合言葉のようになっています。
『パクる』という、普段は使わないような言葉なのでおもしろがって使っている方も多いようです。
これじつは、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)が話題になったときのギャグから生まれた言葉なので無理矢理なこじつけなんですね。
「パクる、なんて言葉は使いたくない」という方には『TTM (徹底的に真似る)』という言葉もあります^^
読まない、信じない、行動しない
僕は以前、ツイッターでこんなことをツイートしました。
✅「ブログ訪問者は自分の文章を読みたくて、ブログに来てくれているんじゃない!」
— ヒューイ@月収300万会社員ブロガー (@free30303) January 18, 2020
これを肝に銘じていると、ブログがどんどん進化すると思います🤔
僕は「書き手のキャラ重視」派ですが、それでもこの考え方は大事😆#ブログ初心者
これはセールスコピーライターなら誰でも知っているマクスウェル・ザックハイム氏の言葉を受けての発言です。
マクスウェル・ザックハイム氏は伝説のコピーライターと言われています。
彼の名前を冠したマクスウェル・ザックハイム賞は、広告界のノーベル賞とまで言われています。
3つのNOT
そんなザックハイム氏の超有名な教えに以下のようなものがあります。
消費者は広告の文章を
読まない(Not Read)
信じない(No Believe)
行動しない(Not Adct)
「なにこの否定の羅列は?」と思うかもしれませんが、
ザックハイム氏は広告文を書いているコピーライターに「これくらいの前提で書かないと読んでもらえない」ということを伝えたかったんですね。
僕は広告屋なので痛感しますが、
「書いてあるからお客さんは分かるはず」
「書けばお客さんは読むはず」
と考えてしまう広告主は実際に多いです。
ブログに活用するには?
よくありがちなのは
「ここに公式ページへのバナーがあるからクリックしてくれるはず」
「検索結果の上位にあるから記事タイトルをクリックしてくれるはず」
という思い込みです。
そして思ったような結果が出ないと別のことを原因と勘違いして(たとえば「ブログではもう稼げないんだ」とか「ほかの手法のブログのほうが稼げるんだ」とか)
迷走してしまうケースがかなりあります。
そもそもブログ読者は、
読まないし、信じないし、アフィリリンクをクリックしない
と考えていると適切な工夫ができるでしょう^^
具体例
『読者は読まない』という壁を崩すには以下のような方策が効果的でしょう。
・ファーストビューを魅力的に
・空行、枠などで要点に目が行くような工夫
・太文字、マーカーで重要な部分を強調
・ブログ全体の色調を工夫する
最後のブログ全体の色調は、ブログのコンセプトによって
明るくて元気、落ち着いている、神秘的、自然の癒しが溢れている……
などとすることができます。
『読者は信用しない』という壁を崩すには以下のような方策があります。
・プロフィール記事で著者の専門性をアピール
・プロフィール記事に資格や受賞歴などの経歴を記載
・外部サイトからのデータを引用
・『利用者の声』を掲載
『読者は行動しない』という壁を崩し、読者に行動してもらうための施策をCTAといいます。
CTAの種類には以下のようなものがあります。
・アフィリリンクを「クリックしてください!」という呼びかけの文言
・目立つバナー
・今すぐクリックすることがお得であるという文言
この記事はどんどん書き足して行きます!
この記事は、随時書き足していく予定なので、たびたび見に来てくださいね。
また、心理学的ライティングテクニックをブロガーさんに広めるために、下記リンクからツイッターでの拡散をお願いいたします!
![21日間で作るブログ仕組み化の設計図](https://kiban01.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
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