ブロガーさん
人間の習性を利用した方法だから、どんなアフィリエイト記事にも活用することができると思います。
くわしく解説しますね!
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログを書いて1年半ほどですが、月300万の利益を出しています。
Table of Contents
アフィリ記事の収益を増やすためには
一般的に言われているのはこういったことですね。
・広告を増やす
・広告を目立たせる
まあ、これらの施策も間違いではありません。
マーケティングの観点から見ると……
マーケティングの観点で見ると、収益を簡単に増やす方法があります。
それは『クロスセル(クロスセリング)』という手法です。
クロスセルとは
クロスセルとは他の商品などを併せて購入してもらうこと
Web担当者Forum
お客さんが何かの購入をするときに、ほかの関連商品をお勧めすることです。
これは大企業でも非常によく使われている手法なので、日常いたるところで見かけます。
事例を挙げて説明するほうが分かりやすいでしょう。
クロスセル事例
クロスセル事例1 コンビニレジ横のお菓子
✅「ついで買い」を狙え!
— ヒューイ@SNSセールスライター (@free30303) December 18, 2019
お茶を買いにコンビニに入ったのに、レジでチロルチョコも買ってしまった……😅
レジに並んでいるのは買い物をするとすでに決めていること。こういう状態だとついで買いをしやすいです
これってアフィリエイトに応用できそうじゃないですか?😃
コンビニのレジを待っているときに、ふと横を見るとワゴンがあってちょっとしたお菓子が山積みになっていたから買ってしまった……
レジで店員さんが商品のバーコードを読み取っているのを待っているとき、ふと見るとカウンター上にいちご大福があったので、ついひとつ取り上げてカゴの中に入れてしまった……
こんな経験を誰でもした覚えがあるはずです。
お客さんの、レジを待っているちょっとしたスキマ時間の狙っています(^^)
クロスセル事例2 車のアクセサリー
これはクロスセルの例として昔からよく言われているものです。
車を購入したとき、ローンの書類を書く直前の絶妙なタイミングで、ディーラーの人が言ってきます。
カーナビつけませんか?
このバケットシートが非常に好評なんです(^^)
最初のオイル交換が割引になるメンテナンスパックいかがですか?
そして「ローンにすべて加えることができます。知らないうちに支払い終えてますよ(にっこり)」。
中古の車だったら絶対に買わない30万円のカーナビとかを一緒に買ってしまいます(^^;)
クロスセル事例3 ECサイトのオススメ
僕はAmazonをよく使いますが、オススメがすごいですよね。
今ちょっと見に行ってみたらこんなにありました。
『よく一緒に購入されている商品』
『この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています』
『この商品を見た後に買っているのは?』
『この商品を買った人はこんな商品も買っています』
『この商品に関連するスポンサー プロダクト』
時計を見に行ったのですが、『よく一緒に購入されている商品』に時計が複数表示されています。
時計を複数いっぺんに買う人って多いんでしょうか……(^^;)
クロスセル事例4 月額をまとめて買うと割引
それほど見ない例かもしれませんが、
月額課金の商品の購入を申し込んだ直後に、
『1年分まとめてお支払いいただくと20%OFF』
などという表示が出ます。
購入者としては、もともと長期間継続するつもりならば、そのほうが得と思えます。
そこで、1年分の費用を先払いしてしまうーーというものです。
販売者としては先に支払いをいただいたほうがトクですよね。
クロスセルで売上を増やす
このように大企業でもクロスセルという手法を使うことによって、少しでも売上を増やそうとしています。
いえ、大企業だからこそ、クロスセルという手法を知っているわけですね。
クロスセルに関しては、セールスライティングの第一人者ジョセル・シュガーマンの著書『シュガーマンのマーケティング30の法則』にも書かれています。
30の法則のうち第一番目の法則『一貫性の法則』として記載されています。
人はいったん「こうする」と決めたら、その決定を簡単にはくつがえしたくないのだと言います。
人は考えや行動に一貫性をもたせたい
一貫性の法則は、経験からも納得がいくことではないでしょうか。
誰でも、自分の行動や考え方には一貫性を保ちたいと思います。
そうでない他人を見たら非難したくなるかもしれません。
これはもう本能とか無意識のレベルの話だと思います。
なので絶妙のタイミングでついで買いをオススメすると非常に高い確率で一緒に購入する、ということになります。
売上を2割3割カンタンに上げる
こういったわけで、
「◯◯はご一緒にいかがですか?」と聞くことによって、簡単に売上を2割3割増やすことができます。
広告費をかける必要もありませんし、スタッフを増やす必要もありません。なので、広く企業でも使われているんですね。
セールスのノウハウでは
シュガーマン氏は上記の書籍のなかで
「最初は簡単なものを買わせる」
のがコツだと言っています。
これで思い出しましたがセールスの世界には
『フット・イン・ザ・ドア』テクニックというものがあります。
『フット・イン・ザ・ドア』テクニックとは
こういったセールスのテクニックはほとんどが昔のアメリカの訪問販売の営業マンによって編み出されたようです。
いったんはドアを開けたお客さんが「ああ、ウチはそういうの要らないから」と言ってドアを閉めかけたところで、
ガッとドアの隙間に片足を突っ込んでドアを閉めさせないーーというイメージでしょうか(ちょっと怖いですが笑)。
実際にはそんなドアをこじあけるようなことはしません笑 もっと人間心理を応用したカタチで行います。
最初は簡単なものをお願いして、ドアを開いてもらいます。
「いいですよ」と相手が受け入れたところで、
さらに一段上のお願いをする、という手法です。
心理学では
そういえば心理学でも似たようなものがありました。
心理学を応用した交渉術に『イエスセット話法』というものがあります。
イエスセット話法とは
相手の質問や要求に何度も『イエス』と答えていると、答えにくいものでもつい『イエス』と答えてしまう、という心理を応用した交渉術です。
『イエスセット話法』とか『イエス誘導法』などと呼ばれます。
これも、最初のほうは簡単な質問で、誰が答えても『イエス』となるようなものから始めるのがコツです。
『イエスセット話法』も人間が行動に一貫性をもたせたいと考える性質を利用していますね。
アフィリエイトにも使える
人の行動の一貫性を利用して、クロスセルを行うことはアフィリエイト記事にも活用できます。
やることはごく簡単です。
メインでご紹介する商品の関連商品のアフィリリンクをそっと書き添えておけばいいのです。
紹介文を長々と書く必要もありません。
「あ、これも一緒に買うと便利だな」と読者に思ってもらえさえすればいいのです。
クロスセルを切り出すタイミングが重要
こうして商品購入額を上乗せして収益を簡単に増やせるクロスセルですが、
人間の心理を応用しているだけあって、切り出すタイミングが非常に重要です。
人は行動の一貫性を保ちたいわけですから、
購入を決めたあとでなければいけません。
チロルチョコを買い足すのはレジに並んでいるときです。
車を購入する、と決めたあとに話を聞くのでなければ30万円のカーナビは買わないでしょう。
アフィリエイト記事で収益を簡単に増やすコツのまとめ
◎一般的なアフィリ記事の収益を増やす方法
・記事を増やす
・広告を増やす
・広告を目立たせる
◎マーケティングではクロスセルという手法がある
・人は自分の行動に一貫性をもたせたい
◎セールスや心理学でも一貫性を利用したものがある
・『フット・イン・ザ・ドア』テクニック
・イエスセット話法
◎人の行動の一貫性はアフィリエイトにも使える
・関連商品を紹介するタイミングが重要
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