ブログ初心者さん
結論から言うと100%オリジナルな文章を書かなくてもいいんですよ。
とはいえ、間違った解釈をしてしまうと大変なことになります。大変なこと、と言うのは著作権侵害ですよね。
僕は広告業界人なので著作権侵害は身近な問題です。
今日はそのあたりについて解説してみましょう。
Table of Contents
ブログ記事はオリジナルであるべき
大前提として『ブログ記事はオリジナルであること』。
これは間違いないです。コピペ記事はNGです。
読者には「なんかどっかで見たことある文章だな……」と怪しまれるし、Google先生にはペナルティを受けるかもしれませんし、まったく良いことはありません。
以前、トレンドブログについて記事を書きましたが、僕が「トレンドブログは良くない」というのはコピペブログの増殖みたいになってるからです。
そのようなブログはそもそも読者の信頼を得ることができません。
巨人の肩に乗る
マーケティングには『巨人の肩に乗る』という表現があります。
もともとはアイザック・ニュートンが、
自分の功績はひとえに巨人の肩の上に乗っていたからだ
と言ったことに由来しています。
『巨人』というのは同じ研究をした先人のことを指していて、その先人たちの努力した結果をもとにして自分が大発見をした、ということを『肩に乗る』と表現しています。
昔から西洋にはそういう表現があったようですね。
現代のマーケティングでは、力がある方に引き上げてもらったり、力がある方を利用することを指します。
ですから、『巨人の肩に乗る』ことは推奨される行為なんです。
いかに『巨人の肩に乗る』か、を考えていると言っても良いでしょう。
インフルエンサーを利用する
たとえばTwitterで、インフルエンサーに絡んだりする方っていますよね。僕はしませんが^^;
それを、フォロワーを増やす戦略としている方もいます。
インフルエンサーの問いかけにいちはやくリプを返したりして、インフルエンサーのフォロワーさんに一目置かれる存在になるという寸法ですね。
この場合も、インフルエンサーの力を借りているわけです。
ブロガーも巨人の方に乗ろう
このように、他人の力を借りることは別に悪いことではありません。
先人たちもさまざまなところでやってきました。
NGパターンは
先ほどのアイザック・ニュートンの言葉ですが、
自分の功績はひとえに巨人の肩の上に乗っていたからだ
これ、「私の発見は大部分がパクリによるものです」と言っているにも関わらず(笑)
すばらしい言葉に聞こえるのは、謙虚さがあるからですね。
「これを参考にしました、ありがとうございます!」
という態度であればまったく問題ありません。
ブロガーにとっての「巨人」とは?
では、ブロガーにとっての『巨人』って一体誰?ということが、
誰でも乗ることができる『巨人』は以下の2例かと思います。
(2)書籍
くわしく説明します。
(1)他者サイト
「コピペ記事はいけないこと」と思っていると案外見逃してしまうのが、
堂々と引用する方法です。
ブログのエディターにはわざわざ引用符の機能『<blockquote>タグ』がついているくらいですから、引用を使って記事を書くことは想定内のことと考えられているわけです。
著作権法はむずかしすぎる?
ただ、ちょっと調べると「引用するならこうじゃなくちゃいけない、ああじゃなくちゃいけない」と脅かしスタンスの記事が多いですし、
著作権法などを調べに行ったりするとむずかしすぎてよく分かりません^^;
それを見て「あー、めんどくさい!」と嫌気がさしてしまった方もいるかもしれません。
引用ルールは簡単で優しい
しかし実際は引用ルールはブログ執筆者にかなり優しいんです。
試しに『引用 ルール』で検索してみたところ、検索結果のトップに表示されたウェブサイトには以下のように書かれています。
非常に分かりやすいですね。
「引用」のルール・条件とは
著作権の引用とは?画像や文章を転載する際の5つの条件・ルール|TOP COURT
1主従関係が明確であること(明確性)
2引用部分が他とはっきりと区別されていること(明瞭区別性)
3引用をする必要性があること(必要性)
4出典元が明記されていること(出典)
5改変しないこと
つまり、どこから引用しているのかということを明確にして、どこが引用部分なのかを明確にすれば、引用はそれほど恐れることはないのです。
1にある『主従関係』ですが、これは
オリジナル記事がメインで引用はその一部だけ
ということ。常識的な分量を引用しなさい、ってことですね。つまり、『何文字以上は引用してはいけない』というルールはないんですね。
さらに、引用した部分のなかで強調したい部分があるとき、『太字は筆者』などと断り書きをしている例をよく見かけます。
また、引用したい文章の中で不必要な部分があれば『(中略)』などの言葉を挟むことも改変にあたりません。
被リンクはむしろ歓迎される
また、ブロガーさんなら誰でもご存知ですが、
被リンクはSEO的に非常に重要視されています。
他の方のブログ文章をルールに従って引用すれば、相手の方からは感謝されるでしょう。
(2)書籍
僕が一番最初にブログを書いたときはライティングの師匠に「とにかく100記事書け」と言われました。
文章など書いたことがない理系の僕でしたから、まったく記事ネタがなく、マーケティングのバイブル的な本の内容を元にして記事を書きました。
先日も、ブログを書く手が止まったら本のレビューを書くといいですよ、という記事を書きました。
上記記事内では「今日の記事どうする?」の解決策として書いていますので、
とにかく手近にある本をつかんでレビューを書いて!と言っていますが、本当にオススメなのは話題の新刊本です。
話題の新刊本がベスト
とくに堀江貴文さんですね。
堀江さんはばんばん本を出しますし、記事で取り上げられる頻度も高いです。
そして、堀江さんは自分に関するツイートをリツイートしてくれます。
「堀江さんの本の感想を記事にしました!」というツイートならリツイート確実です^^
堀江さんのフォロワー330万人超に見られるんですよ! すごいことですよね。
堀江さんと親しい岡田斗司夫さんが、一般人がSNSで絡んできたら、『まず自分と同じ土俵に相手を上げる』とおっしゃっていました。
堀江さんはそういうことは説明しないけど、きっとそういうことじゃないかな、と推測します。
バイブル的名著
これは先ほど言った、僕がブログ初心者だったときにとった戦略ですね。
すでにバイブル的な評価が定まった書籍って、高額だったり、厚かったり、絶版になっていたりして、みんな「名前は知ってるけど読んでない」という状態のことがあります。
そういう本は狙い目かもしれません。
評判だけが広まっていると「内容を手っ取り早く知りたい」という人が検索します^^
本のレビューの書き方
ここから先は僕の持論なので、共感してくださる方もいれば、そうでない方もいらっしゃるでしょう。
でも、そもそも「本のレビューってどう書いていいのか分からない」という方もいるかと思いますので、
僕個人の考え方ですが、レビューの書き方をシェアしてみます。
アンチはオススメしません
まず、僕はアンチのレビューは良しとしません。
そのレビューで自分のブログにアクセスを引っ張ってこようとしているのに、その著書の粗探しをするのは見苦しいものです。
正当な批評なら良いですが、いちブログ運営者が商業出版している方の理論や文章の粗を探すのはかなりハードル高いと思います笑
ぼんやりした概論もオススメしません
書籍の全体をまとめてしまって概論っぽく書くのもよくありません。
なぜかって、こういう書き方ってパクリ疑惑を呼びやすいんです。
「なんかAmazonに書いてあったことに似てる……」とか思われたり、
ほかにも同じような方針で書いているレビューが多いと「コピペ記事?」と思われたり、
良いことありません。
一箇所を取り上げて強調して書く
ではどうすればいいのか?ということなのですが、
僕のオススメは、一箇所を取り上げて(引用して)それについて自分の考えを書くことです。
この方法であれば、どうあってもパクリ記事にはなりません。
まず、冒頭で本の一般的な紹介をし、
著者の紹介、この紹介文は本やネットから拝借してくることができます。
そして、問題の箇所を引用符を付けて引用。
それについて、自分の考えを書く。
もしあれば、同じテーマについての他者の意見、これはできれば自分が読んだ他の本がベストですが、そんなのも書いたりできたら上等です。
最後にヨメレバのリンクをつけて出来上がりです!
引用箇所について自分の意見を述べているので、
記事の読後感はとても良いものになること請け合いです。
これって有名な話題本であればあるほど良いので、
ぜひあなたも巨人の肩に乗ってみてはいかがでしょう?^^
オリジナルな文章を書かなくてはいけないの?のまとめ
今回の記事は、オリジナルな文章を書かなくてはいけないのか?と行き詰まってしまったときの救済策です。
しかし、こういう救済策がある、と知っているだけで毎日のブログ運営がラクになるかと思います。
ぜひ、あなたのブログに役立ててみてください^^
◎ブログの記事はオリジナルであるべき ・しかし「巨人の肩に乗る」という考え方あり
◎ブロガーにとっての「巨人」とは
・他者サイト
・書籍
◎他者サイト
・引用ルールはむずかしくない
・被リンクは歓迎される
◎書籍
・話題の新刊本
・バイブル的名著
もし、この記事が少しでもあなたの役に立ったならば、下記リンクから感想をツイートしていただけると僕がさらにがんばって良い記事を書きます!(^^)
引きこもりで広告会社に勤務してます。メール、LINE@、ブログのアフィリで副業ざんまい。趣味はYouTube動画を見ること(マーケティング、心理学、ゲーム実況)