新人ブロガーさん
ブログって不労所得にならないんですか?
なるのかな、と思って始めたのにちょっとがっかりです……
今回はそんな疑問にお答えします。
つまり、ブログからの収益は会社員の給料の10倍になりましたが、労力としては……4分の1くらいでしょうか^^
● ブログが不労所得になるかどうかを解説します
● ブログを副業で始めたいが、どれくらい稼げるのか知りたい方
● ブログで収益が出せなくて挫折しそうな方
世のブログを拝見して回ると、
「ブログは不労所得にならない!」
と言ってる記事が多いですね。まあ、その意見も分からなくないです。
でも、そこでがっかりしてブログを諦めたりしないで欲しいんです。
ブログは良いことがたくさんあります^^
この記事を最後までしっかりと読んで、知っておいてくださいね
Table of Contents
ブログは不労所得になるか
『ブログは不労所得になるか』的なブログ記事はいくつか見かけたことがあります。
記事を書いて置いておけば、そこに自動的にアクセスが集まって収益化できる……そんなイメージがある人も多いかもしれません。
ところが、というか一般的には不労所得になりそうなイメージがあるからこそかもしれませんが、
『ブログは不労所得になるか』的な記事が結構書かれています。
そして大抵が
『ブログは不労所得にはなりません』
という結論です。
世の中、そんなに甘いもんじゃないよ、といった論調の記事が多いようですが、
本当でしょうか?
ブログは本当に不労所得にはならないのでしょうか?
結論:ブログは不労所得につながる
冒頭でも少しお話ししたように、僕はブログからかなりの収益を得ています。
金額で考えると会社員の給与の10倍前後になりますが、
仕事量が会社員の10倍あるわけではありません。労力としては4分の1か3分の1くらい。
しかも、自分の興味のままに調査したことをブログに書くときは、とても楽しくて、
「これは労働と言えるだろうか」という感じです。
それが収益につながるわけですから、ブログは不労所得につながる、と言って良いのではないかと思います。
と言っても、これでは僕の感覚的なことに過ぎないと思われそうです。
なので、もう少し論理的に解説してみましょう。
不労所得とは
そもそも『不労所得ってなに?』というところから始めるべきだと思います。
字義から言えば、働かないでも入ってくる所得のこと、ですね。
しかし本当にそうでしょうか。
さまざまな不労所得を検証してみました。
ちなみに税法上の所得の分類ではなく、一般に言われている収入の分類です^^
印税収入
『夢の印税収入生活』なんて言葉もあるくらいで、ザ・不労所得といった感じの所得が印税収入です。
印税とはなんでしょうか。Wikipedia先生に聞くと以下のような回答でした。
印税(いんぜい)とは、著作物を複製して販売等する者(出版社、レコード会社、放送局など)が、発行部数や販売部数に応じて著作権者に支払う著作権使用料のことをいう通称である。
Wikipedia
ということで、これって一般人はあまり想定しない収入かもしれません。
Kindleではなくきちんとした紙の書籍を多数出版している方にお付き合いいただいているのですが、
たしかに「なんかまた増刷かかったらしいんだよね」的なことをおっしゃっていて、
自分が何もしてないのにどんどん売れてるんだなーいいなーと感じます^^
しかし、「同じ本が10年も20年も売れ続けるわけではないよ」ともおっしゃっていて、やはり執筆という労働はしなければいけない、とのことです。
CDの印税が入るアーティストさんも、ステージに立ち続けているようで、やはり100%の不労とは言えないように思います。
不動産収入
不動産を所有して家賃収入を得るというものです。
リタイアするまでにアパートなどを購入して、老後はその家賃収入で生活する、というパターン。昔は多かったのではないでしょうか。
老後の話じゃなくても、僕の知り合いで、40代で会社を辞めるとき退職金の一部でワンルームマンションを買ってた人がいました。
起業がうまくいかなくても家賃収入があれば、と考えたようです。
しかし、起業して数年はマンションのローンを支払わなければなりませんから、結局売却しちゃってました。
僕は祖父が小さいアパートを持っていたから少し知っていますが、家賃収入を得るのって不労所得とは言えないです^^;
不動産会社にすべて任せるスタイルでも、まったく関わることなしにお金だけどんどん入ってくるわけではありません。
また、日本は地震国なので震災にあったら大きな負債を背負う可能性もあります。
投資
FXや短期の株式投資が不労所得じゃないのは、投資をやったことない方でもイメージできますよね。
下手をするとチャートに貼り付きです^^
じゃあ、長期の株式投資はどうかというと、何もしないで安心して長期保有できる銘柄がどれか分かりません。
絶対に潰れないで毎年成長する企業はどこだ?と考えれば、今の時代、そんな企業はないということが分かりますよね。
しかも、長期投資したら資金はそこに固定されますから、印税や家賃のように定期的に収入として入ってくることはありません。
権利収入
分かったようで分からない『権利収入』という言葉があります。
字義から言えば何かの権利をもっている人が得られる収入です。
以前、ちょっと見た異世界ものアニメで「〇〇一族は△△湾周辺の漁業権をもっている」というセリフがありました^^
昔の武士が将軍から与えられた領地もそんな感じでしょうか。
しかし、これも漁師や農民をまとめなくてはいけないという労働がセットになっているように思います。
現代で『権利収入』と言えばMLMの方がよく言う言葉ですが、MLMはどうがんばっても不労所得になりませんね。人のメンテナンスが永遠に付きまといます。
また、自分自身がいかに上手に仕事をこなしていても、自分が紹介した人たちが無能だったり、逆に有能すぎたりすると利益にならないという難しいビジネスなのに、社会的地位が低い……。
コスパが非常に悪いビジネスだと僕は感じます。
これで分かるのは……
こうやって見てくると分かるのは、
まったく何もしないで放置していてもお金をどんどん生み出すものはない
ということです。
つまり不労所得と言ってもまったく何もしないことではなく、
比較的少ない労働で所得を得られることを不労所得と呼んでいる
というわけです。
ブログの収入は?
では、それを踏まえて、ブログでの収益が不労所得になり得るか、考えてみましょう。
ブログの収入を作るもの
以前に以下の記事でも書きましたが、
参考記事>>ブログ副業でうまくいくには?(ビジネスモデルを考える)
ブログ単体で収益を得るビジネスモデルは大まかに言って以下の3つです。
- アドセンス
- アフィリエイト+アフィリエイト
- アフィリエイト+独自コンテンツ(+アドセンス)
当然ですが、ブログはアクセスがこないときにはなんの収益も発生しません。
上記の収益を得るためには、ブログを更新するという労働を継続しなくてはなりません。
ブログの記事更新をストップしたら
別の記事にも書いたことがありますが、なぜブログを更新しなくちゃいけないかというと、それによってアクセスを呼ぶためだからです。
ウェブサイトを作って置いておくだけではアクセスは来ません。
しかし、そこに広告をかければアクセスを呼ぶことは可能です。でも個人は簡単に高額な広告はかけにくいですよね。なのでブログで更新するのが良いわけです。
Google先生が「最新情報を提供している良いサイト」とみなしてくれるわけです。
ですから、記事更新をストップしたら評価は必ず下がります。検索結果の順位が下がります。
なのでアクセスも下がります。よって収益も下がります。
どれくらい下がるか、というのは個々のブログによって違うでしょう。
ユーザーの立場で考えてみても、幕末の歴史について書かれた記事は5年前のものでも構いませんが、Appleのイヤフォンについて書かれた記事なら1年前のものでもイヤですよね。
Google先生は『ユーザーファースト』なのでそこは間違いないと思います。
一定期間、不労所得に
しかし、逆の見方をすれば、
十分なアクセスを集めていたブログは、更新をストップしてもある程度の収益を上げ続ける
とも言えるわけです。
もちろん、収益はどんどん目減りしていくでしょうが、そのあいだ更新作業を何もしていなくても収益が入ってきます。
よく言われるのが、ブロガーは病気や怪我でひと月やふた月入院したとしても収益はあまり下がらない、ということです。
これは先ほど見てきた
『100%何もしなくても良いわけではないが、少ない労働で収益を得られる』
という不労所得に当てはまると言えるのではないでしょうか。
もちろん、若い頃にがんばって書いたブログで老後も安心、というわけではないので、『憧れの不労所得生活』というわけにはいきません。
いわば、短期間の不労所得です。
ブログの発展性
ここまで読んできて、ブログって期待してたほど稼げないっぽい、とブログを諦めようとしているとしたら……
ちょっと待ってください。
ブログの魅力は、短期間の不労所得だけで終わりません。
ブログはレバレッジをかけやすい
身近になりすぎてちょっと忘れがちですが、僕らはブログをコンピューターを使って運営しています。
再度、Wikipedia先生にお伺いすると、『コンピューター』とは以下のようなものです。
コンピュータ(英: computer)は、主にトランジスタを含む電子回路を応用し、数値計算、情報処理、データ処理、文書作成、動画編集、遊戯など、複雑な(広義の)計算を高速・大量におこなうことを目的として開発された機械である。
Wikipedia
昔、瞬時に記事を大量生産するツールを考えた人がいて、Google先生に「そういうのはダメ!」と言われたため、
僕らブロガーは一生懸命手書きで記事を書いていますが、
その他のことなら自動化できることがかなりあります。
会社員みたいにその時間その場にいなくても、あたかもいるようにすることが可能です。その意味で労力が非常に少なくてすみます。
いわゆる『レバレッジをかけやすい』環境です。
レバレッジとは『てこ』のことで、1をするだけで10の効果が得られる、ということです。
だってコンピューターですもんね^^
つまり、ブログに費やす時間をどんどん短くすることで不労所得に限りなく近づくということです。
ブログでさまざまなスキルが身につく
ブログを書いていると、自然と身につくスキルがあります。
ざっと挙げてみるだけで以下のようなスキルが身につきます。
- ライティング
- コピーライティング
- Webマーケティング
- SEO
- 販売心理学
もちろん自分でPDCAを回すなどの努力は必要ですが、
すぐに実践できて結果も自分で確かめられるのが良いところです。
上記のようなスキルを要する仕事に会社で関わっている方もいるかもしれませんが、
会社では自分の思いどおりの計画にできるとは限りませんし、フィードバックが十分にないうちに次の計画を迫られたりなど、
真の意味でPDCAができているとは言えないケースがあります。
ブログはWebマーケティングの基本が身につく
先ほど、『Webマーケティング』と書きました。
要するに従来のマーケティングにWebの知識を上乗せしたのが『Webマーケティング』です。
これからの時代、『Webマーケティング』の知識がなかったら何もできません。
インディーズのバンドマンも、趣味の手作りアクセサリーを売りたいシンママもみんな『Webマーケティング』の知識が必要です。
それがブログを書いていると自然に身につきます。
その『Webマーケティング』の知識で、ブログから他のビジネスに発展させられることが、ブログの一番のメリットだと僕は考えます。
▼こちら▼の記事で、ブログから発展させるビジネスについて書きました。
参考記事>>ブログの稼ぎ方は7種類もある
先ほどのブログ単体で稼げる3種のビジネスモデルの他に、ブログから発展させられるビジネスは数多くあります。
- スキル販売
- 月額課金ビジネス(オンラインサロンなど)
- コンサルティング受注
- リアル集客(セミナー、お教室など)
これはざっと挙げた例に過ぎませんが、ちょっと具体的に考えてみてください。
どれも、単価を高くできるビジネスですね。つまり、労働が少なく、収益が多いビジネスにブログから展開していくことが可能なんです。
ブログはあなたの知識や経歴などをすべて詰め込んで格納しておける場所ですから、
あなたをインターネット上で売り出すことによって、そのような展開が可能になります。
僕が知っている例でも、オンラインスクールの校長先生や、1時間3万円の人気占い師さんとかいます。1時間3万円って弁護士並みですよね^^
まとめ:ブログは不労所得につながる
というわけで、結論としては
ブログは不労所得につなげられる
ということです。
たしかにブログ初期では、かなりの労働に対して対価が少ないものですが、
だんだんとレバレッジが効いていき、いずれは非常にコスパの良い働き方ができるようになります。
なので、自分とブログを信じて、がんばっていきましょう!^^
◎ブログは不労所得になるか
結論: ブログは不労所得につながる
◎不労所得とは?
・印税収入
・不動産収入
・投資
・権利収入
◎ブログは不労所得につながる
・ブログはレバレッジをかけやすい
・ブログはさまざまなスキルが身につく
・ブログはマーケティングの基本が身につく


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