『レッドオーシャン』『ブルーオーシャン』という言葉を聞いたことがありますか?
「なんとなく『ブルーオーシャン』のほうが良さそう……」
なんて思うかもしれませんね。
実際はどうなのでしょう。くわしく解説しますね。
● 副業にするならどちらの戦略を取るべきか分かります
Table of Contents
ブルーオーシャン戦略とは?
先ほど『ブルーオーシャン』と言ったのは正しくは『ブルーオーシャン戦略』といいます。
ブルーオーシャン。きれいな海ですねー。
さえぎる邪魔者がない大洋のイメージから『競合がいない市場でビジネスをする』ことを意味します。
『競合』というのはライバルのことですから、ライバルがいない市場、です。
つまりどういうことかというと、ほかにライバルがいない市場を自分で作る、ということなんですね。
ブルーオーシャン戦略の例
教科書に載っているような例としては任天堂のWii。それまでゲーム好きしかやらなかったニンテンドーの商品をおじいちゃんやおばあちゃんにまで広めてしまったという点でほかに例がありません。
シルク・ドゥ・ソレイユもそうですね。一応サーカスの業界に含まれるようですが、似たような競合が思いつきません。
ライバルがいない市場でひとり勝ちーーということを実現するのが『ブルーオーシャン戦略』なんですね。ライバルがいないなんて気持ち良さそうですよね。やりたい放題ですよね。
レッドオーシャンとは?
さて、一方『レッドオーシャン』ですが、これは『血で血を洗う壮絶な闘い(競争)を繰り広げている市場』を意味します。
つまりめっちゃ多数のライバルがいるんですね。その市場で必死に戦わなくてはいけない。
いつバッサリと殺られるか分かりません。
そんな市場に切り込んでいくので『レッドオーシャン』には『戦略』とはつきません。
『レッドオーシャン』に行くのは戦略じゃないということですね。
サラリーマンの副業ならどちらを選ぶべき?
こうして見てみるとレッドオーシャンよりブルーオーシャンのほうが絶対に良さそうですよね。
ぜひブルーオーシャンで行きたい、と思いますよね。
しかし、
ビジネス初心者にはブルーオーシャンは絶対にオススメできないのです。
その理由についてくわしく解説しましょう。
レッドオーシャンのメリット・デメリット
比較しやすいようにメリット・デメリットで説明してみましょう。
レッドオーシャンのデメリット1 ライバルが多い
これがもうレッドオーシャンの一番シンドイところです。
何かやろうと思ってもかならずと言っていいほど、その上をいくライバルがいます。
しかし、レッドオーシャンのデメリットはこれ以外に大きなものは思いつきません。
レッドオーシャンのメリット1 市場が大きい
競合は多いけど、市場もでかいというのがレッドオーシャンですね。
市場が大きいということは、それだけ大人数がその中で生きていけるということでもあります。
レッドオーシャンのメリット2 知名度がある
どんな仕事をしているのか、サービス内容が知られているのがレッドオーシャン。
市場も大きいし、競合も多いから、自然とそうなりますよね。
ブルーオーシャンのメリット・デメリット
さて、ではブルーオーシャンの場合を考えてみましょう。
ブルーオーシャンのメリット1 ライバルが少ない
だからこそ「ブルーオーシャンを探しに行け」という戦略があるわけですね。
ブルーオーシャンのデメリット1 市場が小さい(または無い)
はい、そうなんです。
競合がいない、ヤッター!と思ったら、市場がめっちゃ小さかった。あるいはまったくなかった(つまり需要がない)。
そういうことがブルーオーシャンにはあり得ます。
ブルーオーシャンのデメリット2 知名度がない
「何それ? 何をしてくれるビジネスなの? うーん、よく分からないなぁ……」
と言われて離れていかれることも多いのがブルーオーシャンです。
つまり、どんなサービスを提供しているのか、
サービス内容をお客さんに説明しないといけないケースが多いのがブルーオーシャン。
これがブルーオーシャンの最大のネックです。
結論 サラリーマンの副業はレッドオーシャンで行くべし
個人のビジネスではブルーオーシャンを目指してはいけません。これ、鉄則です。
なぜならば、個人では市場を作り出したり、商品を大掛かりに広告宣伝することがむずかしいです。
つまり、
サービス内容をお客さんに理解してもらうこと自体がむずかしい
のです。
理由は単純。お金がかかるからです。
ブルーオーシャンはそれまでレッドオーシャンで闘っていた人がブルーオーシャンを開拓できるようになって路線変更して実行するものでしょう。
シルク・ドゥ・ソレイユを作った方も、その前は大道芸人というレッドオーシャンでビジネスをやっていました。
レッドオーシャン、ブルーオーシャン、見分け方は……
「なんだか分かったような分からないような……」
と思う方もいるかもしれません。
じつは、ビジネスは単純に「これはレッドオーシャン」「これはブルーオーシャン」と分けられるものではありません。
ただ、今回知っていただきたいことは
ということですね。
「これって誰もやってないよね!」というアイデアを見つけて、やってみたら市場(ニーズ)もなかった……ということもありがちなのです。
個人ビジネスはつねに市場のあるところ、ニーズがあるところを目指していきましょう!
サラリーマンが副業で目指すべきはレッドオーシャン?ブルーオーシャン?のまとめ
◎レッドオーシャン
・メリットーー市場が大きい、知名度がある
・デメリットーーライバルが多い
◎ブルーオーシャン
・メリットーーライバルが少ない
・デメリットーー市場が小さい(または無い)、知名度がない
結論として個人ビジネスの副業では、レッドオーシャンを目指すべし!
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