新人ブロガーさん
Googleアナリティクス、定期的にチェックしています!
いろいろ読み取れるようになりたいです!
今回はそんなブロガーさんのために、Googleアナリティクスの活用法について解説します。
Googleアナリティクスは非常に有効なツールです。すこしずつ知識をつけて、読者の行動を読み取れるようにしましょう。
ブログ運営にとても役立ちます。
● Googleアナリティクスの活用法を解説します
● Googleアナリティクスから読者の行動を読み取る方法を分かりやすく解説します
● Googleアナリティクスを設定したけど使い方が分からない、という方
● Googleアナリティクスの使い方を調べてみたけど、なんかむずかしくて頭に入らなかった、という方
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログでは月300万の利益を出しています。
Table of Contents
直帰率、離脱率、滞在時間とは
前回の記事で、Googleアナリティクスにはやたらカタカナ語や意味不明なアルファベットが多い、というお話をしました。
しかし実際には漢字の単語もたくさんあります。
たとえば、『ユーザーサマリー』にはセッション数やPVと一緒に『直帰率』という数値があります。
『直帰』という言葉は僕らサラリーマンにとって馴染みがあるけれど……??
詳しく見ていきましょう^^
直帰率とは
『直帰率』は以下のページに記載されています。
ユーザー → 概要(ユーザーサマリー)
『直帰率』とは、その名のとおり、ブログを訪問してくれた読者さんが1記事だけ読んで直帰しちゃった、つまりブログから出て行ってしまった割合です。
……とここまではよく見かける説明です。
この記事では、その先を解説します。
直帰率が高いと
直帰率って初心者ブロガーさんだったら80%とか、それ以上とか、かなり高いのではないでしょうか。
しかし、
「ブログに来たほとんどの人がすぐに帰ってる……悲しい」
と思うのはまだはやいようです。
たとえばあなたが毎日同じ時間に記事更新しているならば、大勢のファン読者さんが毎日やってきて、新着記事だけ読んでいる……ということも考えられます。
もちろん、検索でやってきた読者が、記事を読んでみたら期待した情報が得られなかったためにすぐに離れてしまったということも考えられます。
いずれにせよ、『直帰率が高いからダメ』とは言えないようなので、ほかの数値と合わせて見ていきましょう。
離脱率とは
さて、Googleアナリティクス関連で『離脱率』という言葉があります。
『直帰率』と似ていますが、違いはシンプルです。
『直帰率』は1記事(1PV)だけのセッションの場合の離脱でしたね。
『離脱率』はすべてのセッションでの割合です。
ちなみにGoogleアナリティクス内では以下のページに『直帰率』も『離脱率』表示されています。
行動 → 概要(サマリー)
離脱率と直帰率
ふーん、Googleアナリティクスではさまざまなことが計測できるので、直帰率も離脱率も書いてるのかな……?^^
なんだかそれは違うみたいです。
離脱率という数値はきっと重要でしょう。
しかし、なんだか離脱率よりも直帰率についてあれこれ言ってる人のほうが多い印象ありませんか?
どうやらそれは直帰率がサイトの品質に関わってくることが多いから、みたいなんです。
滞在時間とは
直帰率についてさらにくわしく解説するためには、『滞在時間』と一緒に考える必要があります。
そこで『滞在時間』について先に押さえておきましょう。
「『滞在時間』といっても、よく考えると2種類あるよね!」ということで、『滞在時間』には
- 平均セッション時間
- 平均ページ滞在時間
それぞれ解説しましょう。
平均セッション時間
読んで字のごとくセッションあたりの平均滞在時間です。
セッションというのは、読者が1回訪問したら1セッションでしたね。
1回の訪問でどれくらい滞在しているのか、これを記事数じゃなくて時間で表したのが『平均セッション時間』ですね。
これはブロガーとして、ぜひ知りたい情報です。
『ユーザーサマリー』のページにあります。
ユーザー → 概要(ユーザーサマリー)
平均ページ滞在時間
一方、Googleアナリティクスはページごとの滞在時間も計測してくれます。
その平均を出したのが『平均ページ滞在時間』。
これもブロガーとして自分のブログに関して知りたいですよね。
『平均ページ滞在時間』は以下のページの表の1項目として表示されています。
行動 → サイトコンテンツ → すべてのページ
最後のページは計測不可
滞在時間についてちょっとややこしいことがあります。
それは、離脱する直前に見ていたページの滞在時間は測定できないらしいんです。
「えー?! なんで?」と言いたくなりますが、そもそもGoogleアナリティクスはブロガー専用のツールではない、ということを考えるとなんとなく分かります。
Googleアナリティクスはさまざまなウェブサイトのアクセス解析ツールなんですね。
企業サイトでは『1ページだけ見て離脱』ってヤバいですから『直帰率』を知ることは重要です。
また、離脱したページの滞在時間はそれほど重要じゃないのかもしれません。
しかしこれでブロガーが困るのは『直帰』の場合、滞在時間が『ゼロ』となることです。
毎日新記事だけ見に来てくれる読者さんは、滞在時間には加算されないということです。
直帰率と滞在時間
なぜ多くの人が直帰率を話題にするか?というと、直帰率と滞在時間を考えると読者の行動が見えてくるからなんですね。
ということで、ここで直帰率と滞在時間の関係を考えてみましょう。まずは大まかなイメージをとらえます。
滞在時間は『平均セッション時間』をイメージします。
直帰率-高 滞在時間-短
直帰率が高くて、滞在時間が短い。
これは明らかにマズいパターンです。お店だったら、来店したお客さんが、ひとつの商品を見ただけでお店を出て行ってしまった……みたいな。
原因として考えられるのは、以下のようなことがあります。
・記事タイトルと記事の内容が違う
・導入部からもう読みにくい(あるいは読みにくい雰囲気)
ですから、これらを改善していけば良いんですね!
直帰率-高 滞在時間-長
さて、直帰率が高くて滞在時間が長い、というケースも可能性として考えられます。
これは直帰率のところで少し触れたーー毎日ファン読者さんがやってきて新着記事をじっくり読んでいるーーというパターンの可能性があるようです。
しかし、直帰の場合は滞在時間はゼロになるので、実際には『直帰率が高くて滞在時間が長い』という可能性はどれだけ現実的なものか分かりません。
自身のブログ運営(毎日更新してるか?など)とあわせて考えるべきかと思います。
直帰率-低 滞在時間-短
直帰率が低く、滞在時間が短いケースも考えられます。
この場合、ブログを訪問した読者はいろいろな記事を見て回ったけど、長居することなく去っていった、ということですよね。
こうなってしまう原因としては、こんな感じでしょうか。
・読みやすいけど内容があまり無い
・記事タイトルが魅力的だけど記事が読みにくい
・内部リンクが多すぎる
この場合はまず、記事内容の充実を検討すべきでしょう。
そして、記事文章の読みやすさもチェックしてみると良いかもしれません。
直帰率-低 滞在時間-長
直帰率は低くて、滞在時間は長い。明らかにベストなパターンですね。
アフィリエイトリンクのクリック率も高いのではないでしょうか。
数値を理解してサイトの改善
Googleアナリティクス周辺でよく話題になる直帰率と滞在時間の関係について、もうご理解いただけましたよね。
しかし、今回繰り返してお話ししたようにブログの場合、運営方法によってはGoogleアナリティクスデータ的にあまりよくない数値が出る可能性も高いです。
数値の数だけにこだわるのではなく、どのような性格のある測定値なのかしっかり把握していきましょう。
そしてご自身のブログが目標に向かって進んでいるか、しっかりと把握していくことが重要かと思います。
僕ははっきり言って収益を得るためにブログを運営しています。PVを増やすためではありません。
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