新人ブロガーさん
今回はそんな疑問にお答えします。
『httpsのsが無い』というのは『SSL化』のことですね。これは非常に重要な設定ですから1日もはやくやっておいたほうが良いです。
しかし、記事をたくさん書いてしまった方は「いまさらやって大丈夫か?」と不安になるでしょう。
逆に準備もせずにえいやっとやってしまうのもリスクが大きいです。
この記事を読んでゆっくり丁寧に『SSL化』を進めてみてください。むずかしいことはひとつもありません。
● Word PressブログのSSL化が簡単に分かります
● 記事を読んで、そのとおりに進んでいけばSSL化が完了します
● SSL化をしないでブログ記事を書いてきてしまった方
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログでは月300万の利益を出しています。
Table of Contents
Word PressブログのSSL化の手順
ブログのURLが以下のようになっていることをSSL化といいます(いや、ざっくりすぎ^^;)。
https://ドメイン
正式には『常時SSL化』といいまして、インターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐために必須の設定です。
SSL化されてURLの最初が『https』となっていると、通信の暗号化が保証されます。
つまり、サイト全体のデータやユーザーの個人情報が暗号化されて保護されるということでサイトとしての信頼性が上がります。
Google先生は2014年にすでにSSL化されているかどうかを検索順位の決定要因に加えることを発表しています。
安全に完璧にSSL化するために
どこでそうやるの?といえば、サーバー内にSSL化の申し込みボタンがあるから、それをポチるだけです。
……が、ブログにすでに記事がたくさんある方は、いきなりポチっと設定するのはオススメしません!
というのもサイトが表示されない、消えてしまった……などのトラブルが起こる可能性がゼロとは言えないらしいからです。
万が一起こったときに、バックアップをとっていないと大変なことになりますよね。
さらに、ウェブサイト内に非SSL(http)ページが残っていると安全ではないサイトと認識されてしまいます。
具体的な手順
つまり手順として以下のような4つのステップとなります。
(1) Word Pressのバックアップを取る
(2) サーバーでSSLの設定をする
(3) Word PressのURLを設定する
(4) 内部リンクなどのURLをすべてhttpsに書き換える
(5) リダイレクト
……と5ステップ書きましたが、(3)から(5)はひとつのプラグインがやってくれるんです(^^)
ゆっくり落ち着いてやっていけば大丈夫ですよ! ではやってみましょう。
(1) Word Pressのバックアップを取る
おそらく多くの方がエックスサーバーをご利用になっていると思います。
エックスサーバーは無料で毎日自動的にバックアップを取ってくれているようです。
しかし、上記ページ、よく読むと、データを提供してもらうには1万円かかるんじゃないでしょうか。
ということで、自分で無料でバックアップをとっておきましょう。
しかも、Word Pressを置いてあるサーバーにバックアップをとったら、そのサーバーに何かあったときにバックアップも取り出せません。
なので、サーバーとは別の場所、Dropbox(ドロップボックス)にバックアップを取る方法を解説します。
↓こちらの方法、自動的に定期的にブログのバックアップをとる方法です。
参考記事>>ワードプレスのバックアップを無料でとる方法
プラグインを使いますが、プラグインもドロップボックスも無料です。
SSL化のときだけブログのデータを取り出してバックアップしても、もちろん良いのですが、上記の方法で自動的に定期的にバックアップをとっておくと、
万が一、何かあったときに非常に助かると思いませんか?
オススメです(^^)
(2) サーバーでSSLの設定をする
さて、このステップは簡単です。
エックスサーバーではこちら↓のページにあります。
上記画像をクリックするとエックスサーバーのページに飛びますので、赤枠内にあるリンクからSSL化のお申し込みをしてください。
他のサーバーをご利用の方はサーバーの管理画面内を探してみてください。
わりと目立つところに書いてあるはずです。
(3) Word PressのURLを設定する
(3)から(5)までの作業を一気にやってくれる『Really Simple SSL』というプラグインがあります。
今すぐ『Really Simple SSL』で解決したい方は▼こちら▼からどうぞ
その前にWord Press内で何が起こるのかを一応理解しておきたいという方のために、ひとつずつ手動でやる場合のやり方をご説明しますね。 ワードプレス管理画面内の左側のメニューから『設定』→『一般設定』の画面に行きます。 サイトのURLを記入するところが2ヶ所ありますので、こちらをhttpsに変更します。 ページの左下にある青い『変更を保存』バナーをクリックすることを忘れないようにしてください。 さて、ワードプレスの記事内などにたくさんのhttpリンクがそのままになっていますよね。 これを全部書き換えていきます。 この作業だけやるには『Search Regex』というプラグインを使います。 Word Press管理画面内の左のメニューで『プラグイン』→『新規追加』 『今すぐインストール』をクリックし『有効化』します。 再度、管理画面の『ツール』の中に『Search Regex』が表示されますので、クリックします。 すると以下のような画面になります。 『Search pattern』にはhttpのURLを入力してください。 『Replace pattern』にはhttpsのURLを入力してください。 そのほかの部分は何も変更や設定しないで大丈夫です。 上図の下のほうに『Replace(置き換え)』と『Replace & Save(置き換えて保存)』があります。 まず『Replace』のほうをクリックしてください。 するとこのような画面になります。 Results(結果)の下に、該当する箇所がずらりと表示されます。 一応これらを確認してから『Replace & Save』をクリックしましょう。 ほぼ一瞬で書き換えが終了して、元の画面に戻ります。 リダイレクトとは簡単に言うと httpのサイトにアクセスしちゃった人がいても自動的に ようにすることです。 これは『.htaccess』というファイルを書き換えなければいけませんので、慣れていない方にはちょっとハードル高いです(僕もやってません^^;)。 そこで、先ほど紹介した『Really Simple SSL』というプラグインを使います。 いつものようにWord Press 管理画面内の左メニュー『プラグイン』→『新規追加』から『キーワード』欄に『Really Simple SSL』と入力して検索します。 『Really Simple SSL』はこちら↓ 『インストール』して『有効化』です。 するとこんな画面が出てきます。 そうしたら青いバナーの『はい、SSLを有効化します。』をクリックするだけ。 もとの『プラグインを追加』という画面に戻ります。 が、ダッシュボード画面に以下のように表示が出ていますのでSSL化されていることが分かります。 ただ、このプラグインは停止すると(3)から(5)までの作業をやっていないのと同じになってしまいますので、ご注意ください。 ということで、お疲れさまでした! そして、SSL化以外の20項目についてはこちらで詳細な解説をしました(^^)
【ブログセルフ診断21項目:補足】残りの20項目を解説します(^^)
もし、この記事が少しでもあなたの役に立ったならば、 下記リンクから感想をツイートしていただけると僕がさらにがんばって良い記事を書きます!(^^)(4) 内部リンクなどのURLをhttpsに書き換える
『キーワード』欄に『Search Regex』と入力して検索すると見つかります。(5) リダイレクト
httpsのサイトに誘導する『Really Simple SSL』で(3)〜(5)を簡単に
「あれ? ホントに有効化できたの?」と思ってしまうくらい簡単です。
これであなたのブログのSSL化は完了です!