ヒューイ
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AIに仕事を奪われる人たちとは
先日こんな動画がアップされていて、非常に興味深いことがありましたのでシェアします。
この動画では、個人向け資産運用サービス“WealthNavi(ウェルスナビ)”を提供するウェルスナビ株式会社のCEO柴山氏がゲストとして招かれています。
動画の10:45くらいから柴山さんがこんな意味のことをおっしゃっています。
平均年収の400万円くらいから1000万円くらいの人たちが、所得税の税収の相当部分を払っていて、年金も払っていて、国にものすごく貢献している。
なのに、負担に見合った受益(保育園など)を受けているのでしょうか?
負担が重い人たちを支えていく議論が日本ではあまりされていないなぁと思います。
これを受けて堀江貴文さんは、
たしかにそうですよね……。すごいがんばっている方々ですよね……。
といったんは深くうなずいたものの、
ただね、その人たちが要らなくなっちゃうんですよね……。
うおー、ここでその話か!と思いました笑
堀江さんはさらに続けて
『それは典型的な大企業のホワイトカラーの方々だと思うんですよ。
大企業のホワイトカラーの9割以上はもうすでに必要ないんですよ。
RPAなんかほんの原始的な改革に過ぎなくて、ホワイトカラーはもっと大々的に必要じゃなくなるんですよ』
うーん……なるほど。
ウェルスナビさんだって『ロボアドバイザーならWealthNavi』って言ってますもんね。
この発言を「過激すぎる」とか「極端だ」とかいって無視するのは危険すぎるように思います。
大企業ほど仕事のための仕事が多い
堀江さんの『ホワイトカラーの9割はもうすでに必要ない(仕事をしている)』というのは、僕の周囲でもわりと共感している方が多いように感じます。
職がなくなればもちろん困るので、職がなくなってもいいということではないのですが、
仕事のための仕事、ムダな仕事が多い、というのは大企業あるあるだ、ということは大企業に勤める方たち自身からよく聞くところです。
毎年の社内イベントについて、なぜか引き継ぎをせずに新人にゼロからすべてをたちあげさせるとか……前世紀にゆったりと仕事をしていたときの名残でしょうか。
あるいは引き継ぎがあるのに、まずはイベントのマニュアル作成係が10名も選出され、10名が参加できる会議の予定作成から始めるとか……ありとあらゆる方策をもちいて手数を増やしている感じですね笑
そこまで極端でなくても、小さな会社だったら総務課、人事課がなかったりして、あれは組織が大きくなるから必要とされるお仕事といってもいいのではないでしょうか。
すでに大企業はこのように『突き詰めていけば必要ないのでは?』という仕事がたくさん見つけられます。
ですから堀江さんも『すでに9割は不必要』とおっしゃるのではないかと思います。
ところが不必要と分かっていながらムダな仕事がなかなか無くならないのも事実です。雇用を生み出すということにおいては必要なのでしょう。
世の中の動きの逆を行く人も
堀江さんは『かなり大きなレストランでもワンオペで回せるようになる』とおっしゃっていましたが、
もし大多数の飲食店が人件費を削ってその分価格を下げてきたとしたら、手厚い接客をセールスポイントとする飲食店も出てくると思いますので、
接客業が近未来でまったくゼロになるとは考えにくいとは思います。
『億万長者メーカー』という異名をとるダン・ケネディ氏は、多くの企業がこぞって、紙に印刷して郵送するダイレクトメールから電子メールに乗り換えていったときに、
この時期にダイレクトメールを郵送するからお客さんの目に留まるんだ
と言ってました。
端境期の数年は、大勢とは逆に進むことでビジネスチャンスを掴むこともあるかもしれません。
ただ、僕らはあと50年も60年も生きていかなければなりませんから、長期的な視点で今後の人生の方針を考えなければいけません。
AIが得意な仕事とは
単純作業がAIにとって代わられると考えている人もいるようですが、
単純作業が得意なのはロボットであり、すでに人の代わりにロボットがやっている分野が多くあります。工場なんかをイメージすれば分かりやすいですよね。
AIが得意なのは、
・状況に応じて適切な知識や情報を選び出す
・情報を精査して判定する
・情報がどんどん増える分野で情報を無限に増やしていく
・疲れない
・判断ミスがない
ついこのあいだまで人間社会では『物知り』とか『生き字引』『博学な人』というのは尊敬を集めていたわけですが(落語に出てくるご隠居さんみたいに)、
そういうのはもうAIに任せてとけ、ってことですね^^
ですから、弁護士、税理士、弁理士など、情報をもっていることが仕事になるという職業が案外AIに取って代わられる、と言われているんですね。
ひんぱんに見直しが必要
そもそも、この『AIに仕事が奪われる』という話は、オックスフォード大学でAIの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が記した『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文が発端のようです。
この論文には、コンピューターに取って代わられるであろう職種が702種も書か入れていたからです。
この論文発表はすでに5年ほど前のことです。
ですから、検索するとその当時書かれた以下のような記事などを見つけることができます。
『コンピューターに奪われるのはこんな職業!』
『コンピューターに奪われない職業◯◯選』
『2030年までに消える職業はこれ!』
そして『コンピューター』がいつのまにか『AI』に変わっているわけですが、
5年前くらいに書かれた上記のような記事すら、すでにちょっとずれているような感覚を抱くのは僕だけでしょうか。
職場ではどんどんRPAが進んでいます。
時代に対して常にアンテナを張っていないと、あとで大きく後悔することになりかねません。
逆に言えば、「あー、もうだめだ」とか「この職業はおしまいだ」といたずらに騒ぐのではなく、
状況の移り変わりを冷静に観察していったほうが良いと想われます。
自分で稼ぐ力はとりあえずつけておこう
そして、自分自身で稼ぐことができる力はとりあえずつけておきましょう。
この力が無駄になることは決してありません。
僕は、安定収入がある今のうちからじっくりと戦略を練っておくことを強くおススメしています。
本当に必要になったときには『手遅れ』とは言いませんが、
なにかとお金がかかってしまうんです……。
会社に所属しつつ、自分ひとりでも稼ぐーーこれを実現することにより会社に依存したり、媚びたりする必要のない働き方ができます。
万が一、会社にムリな転勤などを押し付けられたときも、対等な立場で交渉することができます。
自分ひとりで稼ぐ力を身に付ける方法は難しくありません。
その方法をロードマップとしてこちらの記事でご紹介しています。日々、追記を重ねて完成に近づけていますのでご注目ください。
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