副業を始める前にやっておくとゼッタイ良いこと7選

 

こんにちは、ヒューイです。

僕は新卒のときに、あまり自分にとって適切じゃない企業に入っちゃったわけで心身を壊しそうになったために、突発的に、感情的に、やみくもに会社を辞めてしまいました。

その後、Webビジネスを見様見真似でやっていた時期があるんですよね。主に物販系なんですが、まあうまく行きませんでした笑

実家に転がり込んでいたので生活費の心配はそれほどありませんでしたが、独り暮らししていたら完全アウトというレベル。

で、定額で収入が入ってくる会社員の時代にやっておけばよかった……と痛感したことがいくつかあります。

 

今、副業希望者の方にコンサルするような立場になって、他の方のお話を聞いていても、

「副業始める前にやっておくと良いことって、たしかにあるなぁ」

と思います。

会社員の何が良いって、多少サボってもすぐに収入が減らないところです。

個人事業主は、自分が働かないと収入が減る人って多いですよ。それは医師とか弁護士などの通常であれば高給取りの人たちでもそうです。

ということで会社員であることの特権を最大限に活かすことをお勧めします。

要するに、『お金をもらいながらさまざまなトレーニングをする』ということです。

でも、副業を始める前って副業のことにばかり意識が向かっていて、会社員でできることを見逃しがちです。

あとになってから「あれ、やっておけばよかった!」なんてならないように、かしこくいきましょう!

今回は、副業を始める前にやっておくとゼッタイに良いことを7つ、シェアしますね。

 

1 リサーチする

 

僕が最初の会社を辞めたとき、「もうこんな会社で働けない!」と感情的に辞めてしまいました。

Twitterでも『上司に辞表を叩きつけて……』みたいなことを言ってる人をたまに見かけますね……。

それ、めっちゃもったいない!

上司に辞表を叩きつけて感情的に会社辞めたら、一番損するのは自分ですから。

 

副業を思い立ったら、会社は絶対に辞めないこと。

そしてまずはリサーチです。

(1)どんな副業が自分に合っているのか? 

(2)どんな副業がこれからは稼げるのか?

このあたりは、しっかりと自分で言語化できるようにリサーチしておくべきです。

 

かといって、リサーチにじっくりと時間をかけようと考えるのも、お勧めしません。

期限は決めておきましょう。

僕に言わせれば上記2つのリサーチは3ヶ月くらいでOKです。長くても半年ですね。

 

僕は、(2)をリサーチし続けて何年も稼げていない人を何人も見たことがあるからです。おそろしい……。

リサーチに時間をかけていると最初の頃のリサーチ結果がどんどん役に立たなくなります。

個人のWebビジネスなんて、あとからいくらでも変更していけます。ですから、サッと調べて、サッと決めるのが鉄則です。

 

このリサーチ期間にも会社員は収入が途絶えることはありません。これ、最高ですよね^^

 

2 プレゼンテーションのスキルを磨く

 

会社員なら多かれ少なかれ、プレゼンをしなくてはいけない状況があるでしょう。

それが社内向けなのか、社外向けなのかによって規模も準備期間も大きく変わると思います。

でもいずれにしても、「プレゼンが苦手」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、こう考えてください。

「これはいずれ副業したときのためのトレーニングなんだ」ww

自分が主体となるビジネスを始めたら、どうしたって自分がプレゼンをするようになります。

昔は、社長は後ろにいて、社員のなかの口が達者な人をプレゼンターとして前に立てる……という考え方もあったようですが、これからはそれは通用しないですね。

イケてる会社は社長が一番メディアに出ています。

個人でビジネスするならなおのこと、です。

 

会社でプレゼンする機会をもらえて、しかもお金をもらいながら練習できる。この恵まれた環境を充分に活用しましょう^^

 

3 コピーライティングのスキルを磨く

 

ビジネスをやるならば、とくにWebビジネスならばライティングのスキルは必須です。

コピーライティングというのは商品を販売するための文章です。セールスライティングと呼んでも、ただのライティングと呼んでも結局は同じです。

要するに『人を動かす文章を書けること』が必要となってくるわけです。

 

なのでコピーライティングのスキルを会社員のうちに磨いておきましょう。

「え? 私は会社の仕事で商品を売る部門にはいないんですけど?」
という戸惑いの声が聞こえてきそうですが笑

Webビジネスで必要なライティングの目的は『人を行動させること』です。

僕の知り合いは総務部的な部署にいるために会社のお客様との接触はゼロ、という仕事をしていますが、

社内通知メールでライティングのスキルを磨いている、と言っています^^

その方の会社が最近引っ越しをしまして、私物は◯月◯日までに撤去してくれとか、△△を◯月◯日までに報告してくれとか、鬼のように大量に連絡事項があったそうです。

それがすべて滞りなく進んだのも”人を動かすコピーライティング”のスキルのおかげ、と言ってました!

 

4 人間観察の目を磨く

 

会社員同士の”飲み”と言えば、上司の悪口が出てくるのが定番です。

僕だって経験があります。

でも不思議なのは、「どうしてあの上司はそういう行動をとるのか?」ということはあまりみんな考えない、ということです。

「あいつはイヤな上司だ」で終わらせてしまうんですね。

 

じつは、その上司は帰宅したらものすごく口やかましい奥さんがいたり、父親のことをバカにする大学生の娘がいたりするのかもしれません。

そんなこんなでストレスが溜まっているために、会社に来ると部下に八つ当たりをしているのかもしれません。

そういう、『人の行動の裏』を読めるようになっていると、自分でビジネスを始めたときにめっちゃ役に立ちます。

ビジネスでは顧客の心理の理解がものすごく大切だからです。

 

僕は『イヤな上司』がいる人が逆にうらやましいくらいです。

イヤな上司をなんらかの方法で手懐けることができたら……その人はアンチにすら商品を売れる人になれると思いませんか?

近くにイヤな上司やすぐにこちらを否定してくる先輩なんかがいるときに、じっくり観察して、その弱点をつかむ練習をしてみてください^^

 

5 人脈を作っておく

 

お金は人が管理するものだから、お金は人にくっついてやってくる……と言う人がいます。

過去に自分の人生が大きく変わったタイミングを考えてみても、人がきっかけになっていることが多いと思います。

ということで、ビジネスをするにも人脈は大事です。

 

人脈には2種類あると僕は思います。

(1)仕事に協力してくれる人の人脈

(2)自分を応援してくれる人の人脈

 

一見、(1)のほうが大事そうに思いますよね。でも、(1)は注意が必要なんです。

というのも、企業に勤務していたときのお客さんで自分に目をかけてくれていた人が「独立するなら仕事を紹介するよ。協力するよ」と言ってくれたので、会社を辞めて独立したら、約束が違った……という人、けっこう知ってるんです。

他人をアテにして会社辞めちゃうのがどうなんだ?って話ですが、結局のところ自分に自立できるだけの実力がないから困った結果になるわけです。

 

Twitterでコンテンツ販売している人でも、まだあまり結果を出していないのにコラボしている人たちをよく見かけます。

が、実力がない人が集まっても爆発的な集客はできません。へんなグループを作ると、場合によっては足の引っ張り合いになりかねませんから、注意が必要です。

 

一方、(2)は迷ったら相談できる師匠みたいな存在です。

気晴らしに付き合ってくれる友人や家族も、大切な人脈だと思います。

要は、基本的なビジネスの責任は自分がとるんだけれど、それでも助けてくれるような人たちが(2)の人脈ということです。

人間は弱いですから、ときには愚痴が言える人がそばにいると心強いですよね。

 

6 集中力を鍛えておく

 

作業はマルチタスクではなくシングルタスクにしろ、と言われます。

でも、会社員の仕事でシングルタスクってそもそもムリじゃないですか?

仮に、自分ひとりで一日中データ分析をするような仕事をしていたとしても、上司が何か言ってくる可能性があります。集中しているときでも昼食時間になったりします。

企業や組織で働くことって、結局そういうことなんです。

自分ひとりで働いているわけではないので、どうしても邪魔が入ります。

 

でも、だからこそここで集中力を鍛えておきましょう。

あ、でも僕は基本的に、人間は好きなことをやっているときには無限に集中力が発揮されると思います。

鍛えなくちゃいけないのは、それほど好きじゃないことをやっているとき、ですね。

 

先日、知り合いに聞いたんですが、彼は

「次の20分は〇〇をやる!」

と決めて、20分間めっちゃ集中するんだそうです。

たとえば『報告書を作る』みたいな作業ですね。正直めんどくさい。そのめんどくさい仕事を次の20分でやるぞ、と決めて取り掛かる。

この方法、めっちゃ集中できるそうです^^

 

7 時短で動くクセをつける

 

やらなくちゃいけない作業があったとして、それを80%から75%の時間で終わるように働くクセをつけていきます。

これは先ほどの集中力を養うことと似ているように思うかもしれませんが、だいぶ違います。

80%から75%の時間で終わるように、というのは他人の力を借りることも含まれているんです。

 

自分がガーッと集中して作業を終えるのも大事ですが、

自分がやらなくてもいい仕事は4分の1くらい他人にふることを考えます。

人の声質として、『自分でやったほうが満足度が高い』ということがあります。

また、『なんかしら作業をしていると”やってる感”が味わえる』ということもあります。

なので、延々と自分がつまらない作業を繰り返してしまう人って案外多いです。

 

「Twitter、1年がんばりました!」とツイートしている人は多いですが、目的は達せられているのかな?と思ってしまう僕です。

 

会社員だからこそできること

 

副業前に会社員だからこそできることをご紹介してきました。

会社員は行動が制限された環境です。

でもだからこそトレーニングに最適な環境なんですよね。

何度も繰り返しますが、オカネをもらいながら練習できるところが最高!笑

 

個人ビジネスを始めたら自分が自分を律しなくてはいけません。

だから、すべてのチャンスを貪欲に活かしていきましょう!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!