・ブログ起業に失敗したらどのくらい損するのか?
・兼業ブロガーの起業について
ブロガー志望者さん
しかも、ブログ起業は僕の見る限り、誰にでも簡単にスタートできるビジネスです。ちょっとしたコツは必要ですが。
でも経験していないことは不安に感じますよね。
2014年からブログを書き、多くの失敗もしながら、ブログでふた月で500万円売り上げた経験者として、ブログ起業について解説しますね。
● 兼業ブロガーのブログ起業で失敗したら、どれくらい損するのか分かります
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、この1年半ほど副業ブログを運営しています。そのブログ収益は月300万円ほどになります。
Table of Contents
起業はしたいけど失敗が怖い人は多い
「副収入が欲しい」
「できれば副業してみたい」
こんなふうに思わない会社員っているんでしょうか?
ブラック企業で会社と布団の中を往復している人でない限り、「もう少し収入が増えたらいいな」と思うのは当然のこと。
昇給が会社に望めないならば自分で増やすしかありません。
自分にできるかどうか、不安
しかし、自分で収入を増やすと言っても、考えつくことは第2の雇用先という方がほとんどでしょう。
自分で個人でビジネスを起こすなんてことはとてもじゃないけれど考えられない、考えてもみなかったという方が非常に多いです。
起業の失敗、損失とは?
なぜ多くの方が「自分でビジネスを興すことは怖いこと」「ビジネスで失敗したら借金地獄にハマる」と考えているのでしょう?
昔の起業は
だいぶ昔ですが、自分でビジネスを興すことが流行った時期がありました。
『脱サラ』という言葉が流行った頃ですね。
『脱サラ』というのはきちんと定義されている言葉のようで(長いのでここでは引用しませんが)、
ホワイトカラーの会社員が夢の実現のために会社を辞めて、カフェを始めたり、自分でそば打ちをする蕎麦店を始めたり、あるいは仲間と一緒に自分がやりたいことの会社を興したり、
といったことを呼ぶようです。
まあ、イメージどうりだと思います。
失敗パターンは
この『脱サラ』、失敗パターンはただひとつです。
それはお金が回らなくなること(『脱サラ』に限らず、どんな会社でもそうですが^^;)
お金のやりくりがつかなくなったときが失敗、というか倒産です。
そして、『脱サラ』はそもそも失敗しやすいのです。
なぜかというと昔の起業は、初期投資が必要な案件が多いからです。
先ほどあげた例でも、店舗を用意するためには数千万円かかってもおかしくないですし、会社となればオフィスを借りるために賃料や備品購入でお金がかかります。
これらのコストはすべて、売上が出る前に支払わなくてはなりません。
僕がまだ子どもの頃ですが、テレビを見ていたらエリートの方たちが脱サラして航空会社を設立したというドキュメントをやっていました。
そのとき、数人のエリートサラリーマンが集まって会社を興したのですが、10億円の借り入れをしたと言っていました(子どもの頃の記憶なので数値は定かではありませんが)。
そのときの僕の正直な感想は「うわーひとり1億円以上の借金するのか。脱サラ、自分にはありえないな」です。
昔の起業は失敗しやすい
借金をしたとしても、返済できればなんの問題もありません。
銀行から融資を受けて、それを返済しながら運営する。これは企業にとって普通のことです。
しかし、経済が不安定なときに、先に借金したら行き詰まる場合もあるということは中学生でも分かりますよね。
それでまあ、いろいろと悲惨なケースが多く発生し、それが人々の記憶にこびりついているんでしょう。
ですから、現在
『独立起業 → 失敗しやすい → 借金地獄』
というイメージが染み付いているんでしょうね。
自分に金銭的な余裕があって、それを投資しているならまだ良いのですが、
起業する方は大抵人生を賭けてスタートします。
そして、借りたお金は返さなくてはならないので事業を整理せざるを得なくなるわけです。
少し前にネットで話題になった、こんな情報をご存知ですか?
設立して10年継続できる会社は全体の約5%。
起業して会社を興すのであれば、成功率が5%という数値が統計で出ているということですね。
失敗パターンを避けて行けば失敗しにくい
今まで長々と昔の起業の話をしてきたのには理由があります。
それは、ここに大きな成功のカギがあるからです。つまり
失敗パターンを避けて行けば失敗しにくい
のです。
今お話ししたとおり、失敗パターンとは
先に多額の先行投資
です。要するにこれをやらなければ従来の形の『起業の失敗』は避けられます。
現代の起業の選択肢はただひとつ
僕らが目指すべきは、ひと昔前の起業とはまったく違った形です。
正直、夢の実現より大事なことがあると思います。
夢を語る前に、まず自分の人生大丈夫なのか、家族をきちんと守って行けるのか、ということが大問題だという方も多いはずです。
そんな僕らの選択肢はただひとつ。
パソコンひとつでやるインターネットの個人ビジネスです。
巨額の初期投資が前提だった起業を、これほど安く手軽にスタートできるようにしてくれたのはインターネットです。
理由はシンプル
インターネットの個人ビジネスを僕が推す理由はシンプルです。
初期投資がほぼかからないから。
さっき散々言いましたよね、
先に先行投資しちゃうから失敗するんです。
しなければ失敗しません。
サーバー契約やネット環境などありますから、まるっきりゼロ円ではむずかしいですが、
それでも、店舗を借りて内装を変えたり、オフィスを借りてデスクなどを揃えたり、などに比べたら何千分の一です。先行投資とは言えないような少額です。
本当に損失はないのか?
しかし、インターネットを使った個人ビジネスにまったく失敗や損がないか?と言われるとじつはそうでもありません。
最後にそれについてお話しましょう。
『ブログ起業の失敗や損失』は強いて言えば、以下の2つのパターンがあると思われます。
2、いろいろ目移りして、どれも結果出ず
ひとつひとつ解説します。
1、すぐに諦める
トップブロガーさんがこんなことをおっしゃっているのをよく見聞きします。
「スタートして2ヶ月、3ヶ月なのに『全然儲かりません』と相談に来る人がいる」
今の時代はなんでも「はやくはやく」なので「3ヶ月もやってるのに収益がうまい棒数本とかありえないでしょ?」と辞めていく方は多いかもしれません。
2、いろいろ目移りする
ブログをやってみたが、YouTubeの方が儲かりそうだからYouTuberに転向した。
アフィリエイトブログを書いていたがどうもリンクをクリックしてもらえないので、アドセンスで儲けることに転向した。
そんな方は多いのではないかと思います。
ビジネスの場を転向するのは別に悪いことではありません。
しかし、最初の場所で稼げなかったのがビジネススキルが不足していたためであった場合、次の場所に行ってもスキルがありませんから、また結果は出ません。
AからBに移って、またゼロからやり直し、みたいなことを繰り返していたらどうなるでしょう?
時間を浪費するばかりですが、利益はほぼゼロです。
これ、じつはこのパターンになる方は非常に多いです。
最終的に先ほどの『諦めて雇われの会社員に戻る』道をたどると、目移りしていろいろ手がけた時間がすべて損ということになってしまいます。
ブログ起業失敗の損失は時間
まとめますと、
ブログ起業を失敗したときの損失は、
(起業を諦めてしまった場合の)時間だけ
ということになります。
この (起業を諦めてしまった場合)という条件は非常に重要です。
つまり、諦めない限り失敗はない、ということですね。
しかし、こうなると
「『時は金なり』って言うじゃないの。時間の損失は立派な損失でしょ!」
という意見も聞こえて来そうです。
時間の損失を金額にすると
では、時間の損失をブログ起業をしていた場合と、雇われバイトをしていた場合で比較して見ましょう。
仮に、ブログ作業を平日は毎日1時間、土日は8時間ずつ、ブログ執筆に費やしたとしましょう。
ひと月で86時間くらいになります。
これを時給1000円くらいの仕事をしていたとすると、月8万6千円、3ヶ月間では25万8千円になります。
3ヶ月ブログ運営して20万円も儲からないとしたら、ブログなんて書いてていいのか?という意見の方が建設的にも聞こえます。
1年に換算するとなんと103万2千円です。
この分の時給を『損失』として見ると、かなりの損失であるように感じてしまうかもしれません。バイトしていれば税金以外はお給料として入るのは確実だからです。
しかし、逆に言えばこれが損失の最大値と言えるのではないでしょうか。
コツコツ1年書いたら月収60万円
では、もうひとつの事実を見ていただきましょう。
僕が以前書いた記事で1年目の収益を報告しているブログを集めた記事があります。
その中でブログ開設1年目、記事数120ほどで12ヶ月目の月収が60万円というブログがありました。
参考記事:コツコツ地道にブログ書いたら1年目には月60万円の利益でした
記事数120ほど、ということは3日に1度の更新です。
ちょっと探すだけでこういうブログはたくさんあります^^
そしてブログビジネスの良いところは、継続して手を入れている限り、収入ゼロにはならないところです。
諦めなければ、いずれ成功します
さらに僕自身の例をお話しします。
僕は2014年からブログを書いています。いくつ書いたかもう分からないくらいです。
2015年にはブログで稼ごうとしたこともありました。当時はサイトアフィリエイトって呼ばれてたと思います。このときは正直、ほとんど利益が出せませんでした。
そのあとチームの仕事に誘われてブログはクローズしてしまったんですが、
2019年からスタートしたブログで2か月で500万円という結果を出しています。
僕の例は非常に変則的で参考にならないかもしれませんが、『積み重ね』というものは、やめない限り決して無駄にはならないということです。
ブログ起業に失敗したときの損失のまとめ
結局のところ個人のビジネスは
今ちょっとお金が欲しいからやるのではなく、
年金も退職金も45歳以降の雇用もアテにできなくなった時代を生きるためにやるものです。
つまり30代前半の僕であれば、あと40年くらいはビジネスに携わるでしょう(労働ではなく)。
長期戦で行けば行くほど、損失のリスクはゼロに近づきます^^
◎起業はしたいけど失敗が怖い人は多い
・「起業に失敗したら借金地獄」というイメージ
◎起業の失敗とは?
・大金を失うこと
・昔の企業は先行投資が当たり前
・なので失敗しやすい
・失敗パターンを避ければ失敗しにくい
◎現代の起業は
・インターネットでの個人起業一択
・失敗があるとしたら「やめてしまうこと」
・やめると時間が損失になる
・逆にやめなければいつでも回収できる
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