酒が飲めない会社員は出世できない?! 絶望編

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お酒が飲めないので、会社の飲み会がツライ……

そうなんですねー、
それは大変だ……。
僕はなぜかお酒に強いので(遺伝かな……)苦労したことはありませんが、僕の知り合いがお酒飲めなくて苦労していましたね。

こんにちは、ゆーいちろう(@free30303)です。

先日、仲間と食事会があったのですが、その席でふたりほどいた女性がふたりともお酒が飲めませんでした。

お酒が飲めない方がよく言うセリフ、「すみません、不調法で……」と言ってたのですが、

「いえいえ、女性は飲めなくても大丈夫」……からの「しかし男はやっぱり飲めないと不自由するよな」みたいな話になりました。

その場にはお酒が飲めない男子はいなかったのですが、みんなそれぞれ職場の飲み会ではいろいろあって……的な話になりましたね笑

僕自身はお酒が飲めなくて苦労したことはありませんが、僕の地元の友人でめっちゃ大変だった男がいます。

 

まったくお酒が飲めない友人

彼を仮にYと呼びます。Yは日本人だったら誰でも知っている大企業の子会社に最初は入社したのですが、めきめきと頭角を現すってやつで子会社から親会社に栄転しました。

なんでも親会社の第一営業部とYがいた子会社がチームで仕事をしているとかで、親会社の部長に名指しで引っ張られたそうです。

もちろん異例中の異例だそうです。

栄転が決まったときは「すごいな!」「良かったね」と仲間内みんなで祝ったのですが、

3ヵ月もしないうちにYの顔が曇ってきました。

「どうした?」と、あるとき聞いてみると……

 

まったくアルコールを受け付けない

どうやらYを引っ張ってくれたT部長、仕事はできるのですがものすごいワンマンなんだそうです。子会社から人材引っ張るくらいですから笑

そして、酒好き。

そのためにT部長の部署では社内の飲み会が週に2、3回はふつうにあるそうなんです。そしてまた、部内の酒好き社員が定例飲み会を毎週やっていたりするので、まさに連日飲み会状態!

ところでYはお酒が全然飲めません。飲むと、お酒が飲めない人によくある症状になってしまいます。

つまり、顔が真っ赤になって、気分が悪くなり、心臓がドクンドクンいいだして場合によってはオートリバース笑、ビールを小グラスで飲んでも真っ赤になっていました。

仲間内で鍋をやったりすると、飲むやつは瓶を持ち込んでめっちゃ飲んだりするわけですが、そんなときYは
「飲めるやつはいいなー」
なんて言ってました。

とにかく人生でお酒を飲んで気持ちよくなったことがない、のだそうです。

調べてみると、Yみたいにお酒が飲めない人はお酒を飲んだときに発生する有害物質アセトアルデヒドを分解する酵素『ALDH2』(アルデヒド脱水素酵素2)が活性しなくなってしまったALDH2低活性型とか呼ばれるんだそうです。

要するに、Yにとってお酒は毒でしかない、ということですね。

よく、じつはガン細胞は健康な人にも毎日発生しているけど、それをすぐに退治してしまっているーーなんていいますけど、Yの場合はすぐその場でやられちゃうパターン。しかも害は外から取り入れているんですから、これはシンドイ状況です。

 

コンビニドリンクはまったく効果なし……

Yによるとどうやら部内はALDH2激活性型の方たちばかりだったようです。Yも最初のうちは引き上げてくれた部長に恩を感じて社内の飲み会に出ていましたが、3か月もたつと相当深刻にまいっていました。

というのも、大学生みたいな一気飲み煽りはしないものの、やはり酒量が進まないと部長が「どうした? 飲んでないのか?」と不機嫌になるんですね。

そのたびにグラスのビールを飲み干していたら、Yはすぐにリミットを超えてしまいます。『液キャベ』『ウコンの力』『ヘパリーゼ』を通勤用のカバンの中に常備していたそうです笑

コンビニにこういうドリンクが大量に売ってるのも、日本のサラリーマンの苦労を物語ってますよねー^^;

ところが、Yはあるとき知ってしまいました。

これらのドリンクは肝機能を向上させる効果があるというものであって、もともとアセトアルデヒドを分解する酵素をもってないYにはほとんど機能していない、ということを。

そうなると、気休め程度にはなっていたドリンクももう頼りになりません。

 

「飲み会に出ろ。これは仕事だ」

実際、身体に変調をきたしかねないところまで来ていたYは飲み会の誘いを断り始めました。

ところがここで非常にアンラッキーが状況がありました。部長がワンマンなのでゴマスリ社員がかなり多かったことです。部長が「おい、今夜行くぞ!」と声をかけたら部内のほぼほぼ全員が右へならえ、なんだそうです。

Yの主任も筆頭ゴマスリのひとりで、部長の一声があったら部内のひとり残らず駆りたてるのが自分の使命ーーくらいに思っているようでした。

ところが自分が担当しているYが部長に逆らうのでは、主任としては一大事です。部長だけでなく主任の強要も加わってきました。しかも主任は基本がゴマスリ社員というよろしくない心根の人間だけに、Yに対して

「飲み会に出ろ。これは仕事だ」

というむちゃくちゃな強要に出てきました。

あ、僕、すっかり言うのを忘れていましたが、Yの会社、こういう飲み会は自腹なんです。会社の就業時間外に自腹で飲んでいてなにが『仕事』なんだ?と思いますが、

主任の言い分としては「部内の親睦をはかるものだから仕事の一環だ」ということなんだそうです。その意味なら、費用会社持ちでランチ会にすればいいのに、と思いますが、そうは簡単にいかないわけです。

なぜかと言うと、この飲み会、じつは部長へのゴマスリ会なんですね。しかもこの部長、奥さんと離婚問題でもめているとかで、なおさら家に帰りたくないんだとか。

部長が酔って、若いころの武勇伝を語るのがいつもの習わしなんだそうです。部長が入社したてのころはまだバブル期でしたから、若手だろうが誰だろうが何をやってもうまくいく時代なんですよね。主任は「ウチの会社で出世したかったら飲み会に出たほうがいいぞ」と脅迫まがいのことまで言ってくるそうです笑

「酒なんて何度も飲んでるうちに飲めるようになるんだよ!」と笑

いや、Yにとっては笑いごとではありません。飲めない体質なんですから。「パンダだって食ってるんだぞ」と人間に笹、食べさせないでしょう?ということです。

しかし、他人の会社内のことですし、遺伝的に飲めない体質であれば僕の得意な心理学でどうにかなるものでもありません。

「まあ、身体を壊さないようにがんばれや」
と励まして別れました。

 

Yのようすが変だ!

それからまた3ヶ月ほどたった頃です。友人宅で鍋をしようということで、Yを含む数人で集まりました。

すると、Yのようすが変なんです。以前とはまったく変わってしまいました……。

Yがどのように変わったのかは……

 

『酒が飲めない会社員は出世できない?! 逆転編』でくわしくお話しますね!

とにかくびっくりです。こんなことがあるのか?という驚きでした^^