本当は超怖いRPA。いまさら聞けないAIよりRPAがヤバイ理由【会社員のヤバイ話】

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AIに仕事を取られるかも? まだ大丈夫だよきっと……

となんとなく思ってた方は、この記事を読んでお尻に火をつけてください。

あなたもこんな言葉を見聞きしたことがありますよね。

2030年までに、現在ある仕事の半分はAIにとって代わられるだろう

初めて聞いたときはかなりびっくりしましたが、

「2030年? だいぶ先だよね」
「今日や明日、何かをしなくちゃいけないわけじゃないよね」

少しずつ感覚がマヒしてきてませんか?

 

最近は、『シンギュラリティは実際には起こらない』みたいなことも多く見聞きするので「なんか大丈夫かも」という気分になりかねませんが、そんなことを言っているまに足元に忍び寄ってきている脅威がRPAです。

今日は、AIよりもホントは怖いRPAということでお話します。

RPAとは

RPAとはRobotic Process Automation の頭文字をとったもの。

簡単に言えば、『サラリーマンのデスクワークを自動化するテクノロジー』です。

ロボットとか言ってますけど、実際はオンライン上のツールです。

 

ある日、あなたのデスクの隣席にいる人がいなくなって代わりにロボットが出勤してくる……そういうのとは違います笑

 

要するに自動化できることは自動化しようという時代の波ですね。

これが2017年には前年比4.4倍の成長を見せて35億円。
2018年には前年比134.8%で400億円超らしいです。

それを受けての新年度。
2019年は市場はどこまで伸びるのか、というところですね。

 

何十年も前に、ブルーカラーの人たちが産業用ロボットに仕事を奪われたことがあったと思いますが、今回はこれがホワイトカラーに対して起きているわけです。

今では僕たち、工場がすべてオートメーション化されているのを見ても何も感じませんよね。

 

RPAは2018年から本格導入している企業が増えているそうです。

今年は、大手であればほとんどの企業がなんらかの形でRPAを導入する、といわれています。

 

サラリーマンの仕事はRPA化しやすい

じつはサラリーマンの仕事はRPA化しやすいようです。その理由にはこんなことがあげられるようです。

  • 毎日同じことの繰り返し
  • みんなが同じシステムを使っている
  • データが構造化

たしかに、ホワイトカラーのデスクワークって毎日繰り返す業務が多いです。

そして手間がかかることが多かったりします。そこを自動化しよう、というのがRPAなんですね。

 

RPAが導入されると良い点

じつはRPAが導入されると良いことがたくさんあります。

人的ミスが減る

ミスをするのが人間です。ですから人間がやっている限り、ミスは避けられません。だからクロスチェックをしてなるべくミスを……

みたいな手間がもう要らない!ってことですよね。

ロボットですから集中力が低下することがありません。病気にもならないし、メンタル不全にもならないし、二日酔いにもならないし、同僚を妬んでわざとミスるなんてこともありませんのでミスが減ります^^

生産性向上

僕の知り合いで、一流企業でデスクワークしている方がいるんですけど、「営業マンが作ってくる書類の不備がひどくて上司に回せない」といつも愚痴ってます。

そういう書類がきたら彼はいちいち「◯◯はこうして、△△はああして、■■は……」というふうに改善指示をつけて書類を戻さなくちゃいけないそうです。

最初の書類に不備がなければまったく必要がないことです。非常にムダです。

こういうことがRPAで解決されたら、書類作成や修正のために残業、なんてことがなくなりそうです。

コストが減る

いくつかの支社や拠点がある会社で、インターネットでのWeb会議をするようになったら交通費のコスト削減ができた。

なんていうのはテクノロジーを活用した身近なコスト削減の例ですね。大企業でなくても全然導入できます。

RPAでコスト削減ができる、というのはイメージしやすいと思います。

人件費が減る

僕が今の会社の経理をやるようになったのは、そもそも入社したときは何をやるのか決まっていなかったんですね(親類が経営する会社なので)。

で、社員全員の仕事をまんべんなく手伝っていたら、会社にはふたりの経理担当者さんがいたんですが、この方たちがいつも「出金伝票と小口現金の残高が合わない」とかいって電卓を叩きまくって大変だということが分かりました。

そこで僕が「Excelを使うとこんなふうにできますよ」と紹介したところ、僕が現金管理担当者になったんですね笑

さらに経理関係のいろいろな書類をすべてExcelでまとめだすと、ある日、社長が「経理のおばちゃん、ふたり要らないよね」と気づきました。おふたりはそれぞれ、お孫さんが生まれたタイミングとご主人が退職したタイミングで会社を辞めていき、その後、経理担当者の補充はなしです。

まあ、そうなるよね^^

ホワイトカラー業務の自動化

会社の経費のなかで人券費というのはけっこう大きいものです。

だからこそ企業は危なくなるとすぐにリストラするんですよね。

その人件費、ムダな作業に追われている人が多かったら、そこをすっきりさせたいと思うのは経営者なら当たり前です。

ぽんぽんぽんと数値を入れていけば計算してくれるExcelの便利さを知っている人であれば、業務の自動化が魅力的なのはすぐにイメージできますよね。もちろんRPAはExcelマクロよりもっと複雑な仕事ができるようです。

しかも、あまり知識がない人でも使いこなせる、というのがRPAの大きな特徴。

RPAとExcelマクロの違いを説明しているサイトがあるところを見ると、まだ知られていない部分もあるのかもしれませんが、時代はどんどん移り変わっているようです。

 

RPAはどんな企業で導入されている?

素人考えで想像してもこんな業界では重宝しそうです。

銀行

そういえば銀行は『AIによってなくなる業種』と大学生に考えられている業種の一位でしたね。

製造業

POSデータとか受注データとか、大量のデータを扱っているようですね。

地方自治体

優秀な人が勤めているはずの地方自治体ですがなぜか仕事ができな……いえ、税金の節約になるからいいですね^^

どんな企業でも

実際、上のような業種はちょっと考えただけですぐに思いつく業種です。

RPAについて少し調べると

『RPAを低価格で導入するには』
『RPAで失敗しないために』
『RPAを検討しているなら』

とアピールしているウェブサイトがたくさんあることが分かります。

RPAは大手企業だけのものではなくなっているようです。

 

本当は怖いRPA

「ミスがなくなるんだったら導入してもいいんじゃない?」
「手間が省けるなら大歓迎だよ」

そんなふうに思いましたか?

先程の僕の知り合いも「営業の書類不備と闘わなくていいように会社がなんとかしてくれないかなー」と言っていました。

でも、RPAって僕ら一般社会人がモロ手をあげて大歓迎にはできないかもしれないんです。

産業用ロボットは……

先程ちょっとお話したブルーカラーから仕事を奪った産業用ロボットですが、あれは大量生産している大企業じゃないと導入しにくいという点がありました。つまり高額なんです。

一方、RPAは……

そこへ行くとRPAは安いです。

『RPAを低価格で導入するには』とアピールしているウェブサイトがあるって言いましたよね。

導入するために100万円/年くらいのものもあるらしいです。

人間ふたりでやっていた仕事をRPAがミスなくやって、もうひとりが管理すれば良いということになるなら、経営者としては『ふたりの社員』と『ひとりの社員 + RPA』のどちらを選ぶかは明白ですよね。

しかもRPAなら福利厚生も保険も必要ないんです。経営者ならRPAに乗り換えないほうがおかしいです。

 

まとめ

僕らはAIや、IoT(モノのインターネット)、RPAなどの技術が発展する第四次産業革命の真っ只中にいると言われています。

良いことか悪いことか分かりませんが「お茶汲み、コピー取りでも一生懸命にやれば人は認めてくれる」という価値観はもう成立しないのかもしれません。

そうであれば、今のうちから未来の自分を守る方策が必要となりますよね、

今ならまだ間に合います。