手っ取り早く副収入が欲しい、という考え方がとてもキケンなわけ

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「なにか手っ取り早く稼ぐ方法はないかな」

あなたがそう思っていたとしても、僕はまったく文句を言うつもりはありません。

実際、僕もそんなふうに考えていたときがありました。

しかし、手っ取り早く稼ぎたいという考え方ってとてもリスキーだ、ということが今ならよく分かります。

そもそもなぜ副業するのか?

副業や複業について書かれているウェブサイトはめっちゃたくさんあります。あなたもきっと見たことありますよね。

そのウェブサイトのなかで『すでに副業をしている人』としてインタビューされている人が、副業についてこんな感想を述べていませんでしたか?

「いろいろな経験ができて楽しいです」
「普段会えないような人たちと出会う機会があります」
「仕事の幅が広がりました」

……いやいやいや、それが目的ですか? それで本当に満足しているんですか?
経験やら人との出会いやらを求めているならボランティア活動でもいいはずではありませんか?

言ってることがおかしいじゃん、と思ってしまいます。

副業を求めるホンネの心は「お金が欲しい」でしょう?

今のままではお金に余裕がないからもっと欲しい。このように考えることのどこがいけないのでしょう?
なぜ、仕事の幅が……とか、新しい出会いが……とか、ねじまげるんでしょうね。

「お金が欲しい」と言うのが恥ずかしいのでしょうか。

 

今だけそのような副業スタイルで、と考えると……

そしてそのようなウェブサイトで「私、副業やってます!」と登場している人がやっている副業って、たいていの場合『手っ取り早くお金になるもの』です。

すなわち、本業をやっていない時間でもうひとつの企業や組織に雇われること

週末コンビニ店員とか夜だけ居酒屋でバイトとか……。
安直です。仕事決まった時点で、お金が入ることが確定です。

そしてこの手の副業スタイルには致命的な欠陥があります。

それは、
長く続けられない、ということ。

本業でフルタイム働いた上で、土日もコンビニでバイト、なんて自分でブラック企業に勤めているような環境をわざわざ作っているようなものです。

そしてこのセルフブラック企業状態で、あなたは何年働けますか?
5年? 10年?

セルフブラック企業状態では2週間もすれば、人生に楽しさがなくなってしまったことに気づくでしょうし、何年もこの状態をガマンしていたらガンになってしまいそうです。

 

副業する人は増える一方

「いや、今だけですよ」
「1、2年そうやって働くだけ」
そんなふうに考えている人もいるでしょう。

しかし、ここが重要なポイントです!

これ、ひと昔前だったらこのような考え方でも良かったかもしれません。
ところが今、このように考えるとむしろ人生の設計を誤ってしまう恐れがあるのです。

具体的な数字で考えてみましょう。
たとえば毎週土曜日だけ近所のコンビニでバイトをするとしたら、時給950円でも月に3万円弱くらいの収入になるかと思います。

本業の会社勤めで月給が3万円あがるのに何年かかりますか?

要するに、本業の給料が3万円あがらない限り、このバイトは辞められません(悲)

さて一方で、数年前から一流企業でも副業を認めるところが出てきたりして、副業を意識している人は非常に増えてきていると思います。

非常に多くの人が副業に取りかかかっているのです。

たとえば
東京オリンピックの頃には複業人口の割合はとても高くなるんじゃないでしょうか。

現在でも、会社員で副業をしている人の割合は6〜7%というものから、20%なんていう調査結果もあります。

この数字は今後増える一方になるでしょう。

 

仕事は複数もつのが当たり前という時代が来る

あなたが何も考えずにコンビニバイト的副業を3年続けていて、東京オリンピックの頃になって、ふと気づくとかなりの数の知人が副業をやっている。

しかも、大半の人がインターネットを活用していて、すでに数年かけているからかなりの収益を得ている。
一部の人はほとんど作業をしていないのに会社勤めの給料より多額の収入を副業から得ている……

こんな状態になる可能性が非常に高いのです。

それでいてあなたはまだ時給950円です。会社の仕事が残業続きで疲れていたってシフトどおりに店に入らなければなりません。

その時点で「自分もインターネットで何か副業を!」と思ったとして、それ自体は悪いことではありませんが、すでに開いてしまった3年の差は縮まることはありません。

いずれ仕事は複数もつのが当たり前になる、と言っている識者もたくさんいます。

今後、ずっと何十年ものあいだ複数の収入源をもつようになるのであれば、今どんな副業を始めるのがいいのか、じっくり考えてみる必要がありそうです。