会社勤めは非常にリスクが高いと言われる理由

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あなたの収入源が会社からの給与だけだった場合、それは非常にリスクが高い状態なので即刻考えを改めるべきです。

ビジネスで『1』はリスクが高い数字

想像してみてください。

店舗を経営していて、販売する商品が1種類だけしかなかったらどうでしょう。

そもそもそんなお店はめったに見かけませんよね。

あるとしたら「ラーメン」しかメニューにないお店……とかでしょうか。

しかしこの場合、そのラーメンに命を懸けて作っているとか、お客さんにとってほかの店という選択肢がない離島であるとか、などの条件が整わない限り、ひとつの商品を売っていてビジネスが安泰、ということは非常に考えにくいです。

なぜなら、人の価値観はどんどん変わっていくために、同じものがずっとコンスタントに売れ続けることはないからです。

大企業をみても同じことが言えます。

ある単一商品が会社の代名詞になっている場合ですら、よく見るとコンスタントに改良していたり、ほかの収入源がちゃんとあったり……。

長く生き残っている会社というのは、時代に合わせてむしろどんどん変わっているんですね。

 

一流企業に就職して安泰、というのは古い価値観

さきほど、人の価値観はどんどん変わっていくと書きました。

あなたご自身の人生を振り返ってみても、実感があるのではないでしょうか。

バブルの頃は「24時間働けますか?」と問われていたのに、
いまではそんなことを言う上司は書類送検されてしまいます。

「一生懸命勉強して、良い大学に入り、良い会社に就職しなさい」
こんなことを言う先生や親御さんはもういないのではないでしょうか。

良い会社って、そもそも何?ってことですよね。

一流企業と言われている会社に勤めていても、勝ち組とは言えない現代です。

いつリストラされるか分かりません。

また、自分がいつ病気になるか分かりません。

健康を気遣っていてもメンタルの病気になる可能性もあります。

一流企業だと思ってがんばって就職してみたらブラックだった、なんて話もよく聞きます。

大企業が破たん、吸収合併などということも、もはや”驚くべきニュース”でもなくなってしまった昨今、一流企業の会社員でも、それで今後の人生が安泰とは言えないのです。

万が一、会社員の職を失うようになったとき、労働保険という救済措置はあるとしても長期であてにできるものではありません。

次の職までのつなぎでしかないのです。

 

収入の道がひとつしかないのはとてもリスキー

一流企業でそれなりの実績を積んでも、管理職にならなければ、定年が来たら会社を去らなければなりません。

「そのときは退職金がある」

と考えるのが一般的な認識でしょうが、これも最近はあてにできないということが分かってきています。

僕は今までにかなりの数の個人の方の起業をサポートしていたのですが、

夫の退職金が思っていたほど多くなかった

と言って相談しにくる50代の女性って、非常に多いです。

とくに大企業でいろいろな部署を転々としてきたジェネラリストほど、リタイア後に大変な思いをすることになります。

「そのときになったらなったで、なんとか次の就職口があるさ」

などというのんきなことが言っていられたのは、ひと世代前までの話です。

専門的な知識がある人ですら第二の就職口の保証はありませんから、手に職がない人はそれ以上悲惨な状況が待ち受けています。

「コンビニだってお掃除会社だって、私はなんだってしますよ」

という考えの人は、そのような職の市場で自分がどれくらいの競争力があるかを考えてみる必要があります。

つまるところ、自分で自分の収入を創り出すことができなければ、これからの人生はどんどんみじめなことになる可能性があるのです。

今、会社からの給与で安定して収入があるうちに、第2、第3の収入源を作って行くことを強くお勧めします。