そんなの知らなかった!あなたをまともなライターに見せる文章の表記のルール!

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「えっ?文字の表記にルールなんてものあったの?」

 

 

はいっ、実はあるんですよ。まあ、文章にかかわる仕事をしてない人はほとんど知らないかもしれません。

 

こんにちは、ゆーいちろう(@free30303)です。

今日はですね、きっと他の誰も書かないであろう日本語の文章表記のルールについて書いてみようと思います。

この記事を読んで分かること誰も書かないであろう日本語の文章表記のルール

 

紙の出版の表記ルールは厳格

なぜ僕が表記ルールについて記事なんか書けるかと言いますと、昔翻訳者の方の校正のバイトをしたことがあるから知ってるんです。
詳細はここでは割愛しますが、出版するための原稿はルールが非常に厳しいです。
ウェブと違ってあとで間違いに気づいたとしても変更することができませんからね。

いい加減な出版社なら誤字脱字ありで出版するところもあるようですが、僕がお手伝いしていたのは日本人なら誰でも知っているK社、S社などに原稿を出している先生だったので正確な仕事が求められました。

たとえば原稿内の文字や記号が全角か半角かということに非常に神経を使います。
たとえばアラビア数字は基本的にすべて全角なんですが年号の場合は半角にする、などの細かいルールがあるわけです。

とはいえ、個人が書いているブログの文章表記を大手出版社が出版する文章の表記と合わせるべき、とは僕も思っていません。

たとえば先生の文章は見事なくらいに読点『、』がありませんでしたが、ウェブの文章の場合、それでは読みにくいということが実際あると思います。

なので、そういう細かいこと、媒体が違うためにやむを得ないことはナシにして、目立つことだけに絞ってお話ししようと思います。

リーダー

セリフで言いよどんだときに書くテンテンテンです。

これ、二点リーダーと三点リーダーというのがあって、1マスにテンテンとするかテンテンテンとするかという違いなのですが、上記のお仕事の場合、どこの出版社さんに出す原稿でも三点でした。そして必ず2マス続けます。

つまり6回テンを打つんですね。こんなふうに『……』。

これを『・・・』と書いている方がウェブではとても多いです。
おそらく『てんてんてん』と打って表示してるんだろうな、と想像します。まあ、普通の方がそう書くのは自然だと思いますが、

先日、ウェブライターとして「私は有名ライター! 私は稼いでいる!」と言ってる人がブログで『・・・』を使っていたので、それ以後、妙に引っかかるようになってしまいました。

ウェブ系のライティングは表記のルールが違うのだろうか……と。
そこで新聞社のサイトなどに行って探してみると、やはり『……』が使われていましたね。

いったん、『……』を使う癖がつくと、どこに書いても同じ表記になるんですよね。だって単語登録するから。
僕も『……』を出すのにいちいち『てん』を6回入力したりしていません。
ですから、その『自称有名ライター』の方が、仕事の文章とブログやSNSの文章で書き方を変えているというのは非常に想像しにくいです。

そういえば、何冊も書籍を出版している方のメールマガジンを購読したら、表記がまったく整っていなかったので「書籍はライターが書いてるのかな」と思ってしまったことがありました。

この三点リーダーの件について、他の人は何も言ってないのかなと思って調べたところ、小説を投稿するサイトの運営者の方がやはり「三点リーダーで2マス使え」と、僕と同じことを言ってました^^

感嘆符と疑問符のあとに1マス空け

感嘆符とは『!』のこと、疑問符は『?』のことですね。
で、『!』か『?』を使ったら、そのあと1マス空けるのがルールです。

これを使うのは通常であればセリフ内ということになりますが、ブログ記事だと地の文で使うこともあります。

「なぜ1マス空けるの?」と言われても「それがルールだから」としか言えないのですが、印刷したときに読みやすいとかの理由があったのでしょうか。

ちなみに新聞社など公的なサイトではそうなっています。また、出版されている書籍ではそうなっているはずですので、あなたの本棚からなんでもいいので何か本を取り出してチェックしてみてください。ビジネス書よりも小説のほうが『!』や『?』は見つけやすいかもしれません。

ただ、これは文末に限ったルールで、文中に『!』や『?』を使ったときには1マス空けません。これは表記のルールではなくて、僕の判断として、空けた前とあとの文が別々の文章に見えてしまうのを避けたいからです。きちんとした出版原稿では、そもそも文中に『!』や『?』を使うことがないのではないかと思います笑

カッコの最後の句点

まず具体例を見せます。

誤 「そうですね。少し考えます。」

正 「そうですね。少し考えます」

「え?!」と思う方、多いかもしれません。だって学校では前者(誤のほう)で習いましたよね。

いつから変わったんや? そんな誰も教えてくれなかった!
と叫びたくなる気持ちはよく分かります。はい、社会人になったときに変わったんだと思います。

また、あなたの本棚から本を取り出してチェックしてみてください笑 これはビジネス書でも見つけやすいかもしれません。
カッコ閉じの直前には句点『。』はつけません。

ちなみに『!』や『?』でカッコ閉じとなる場合は、そのまま。
つまり、「そうですね。少し考えますか?」みたいになります。

さいごに

と聞くのもなんですが笑

言葉はどんどん移り変わっていきますから、それが書かれた『文字』や『文章』もどんどん移り変わっていくべきだと思います。

ただ、現時点で「私はプロ!」と言っている方が『・・・』を使っていたり、感嘆符と疑問符のあとに1マス空けというルールを知らなかったりすると、

知っている方たちが出版社、新聞社などに非常に多数いるわけなので、「あ、知らないんですね」という……まあそういうネガティブな印象をもたれますよね。

僕ですら、「そうですね。少し考えます。」というような表記を見ると小学生の作文を読んでいるような気になっちゃうので、その文章全体のイメージが下がります。

「そんなの、ちゃんとしたところに文章を書くようになったら編集者とかたくさんの人がチェックするから大丈夫なんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、

現代はクリエイターがどんどん多機能になっている時代です。

たとえば音楽作る方が録音も宅録でやってミキシングもできてアニメでMV作ってすでにファンを多数抱えている……なんて当たり前の時代ですから、周囲が手をかけてやらないと使えない人というのは才能があってもどんどん埋もれてしまうんですよね。

 

あと、身近な例で言うと、
作成した文書内の数字や記号について全角か半角か、ということに意識が薄い人って、
なんど訂正してやっても正確な文書が作れなかったりしますよね。

そんな文書作成の時点でひっかかって見積書が通らなかったり……笑

そういう人は周囲は「一緒に仕事したくない」と思うのが当然です。そしてそれは、会社の組織の外ではモロに自分に跳ね返ってくるわけです。

文章はインターネットと並んで僕らの非常に強力な武器です。
三点リーダーを使え、ということではなく、文章内容以外のところにも意識をもっていくことも必要かと思うのです。

ということで、僕の表記に関する違和感を無理やり起業論に結びつけてみました笑