・コンセプトメイキングとは?
・ブログのコンセプトメイキングとは?
ブロガーさん
たしかにブログにとって大事なこと、と言えますね。
起業支援をしていた僕にとってコンセプトメイキングは『これがなくてはビジネスにならないでしょう!』とも言えるもの。
ブログのコンセプトメイキング、解説しましょう!
● ブログのコンセプトメイキングが分かります
この記事を書いている僕、ヒューイ(@free30303)は、広告会社勤務の会社員、Webマーケッター。副業ブログを書いて1年半ほどですが、月300万の利益を出しています。
Table of Contents
コンセプトとは?
『コンセプト』とは英語で concept 、辞書で引くと『概念、構想』などの訳語が出てくると思います。
しかし、『概念、構想』という意味でとらえるのでは
「えーと、概念ってなんだっけ。それから構想って?」
となってしまいませんか?(少なくとも僕はそうです^^)
コンセプトとは核になる考え
もっと簡単で分かりやすい言葉で言いましょう。
コンセプトとは平たく言えば『核となる考え』のことです。
つまり『ブログのコンセプトメイキング』とは『ブログの核となる考え』を決めることなんです。
コンセプトは複雑でシンプル
今、ざっくりと『ブログの核となる考え』と言いましたが、
これは複雑にとらえようとしたらキリがないほど複雑にとらえることができます。
しかしコンセプトとは本来シンプルに言い表せなければいけません。
ビジネス界では「あなたのビジネスはどんなビジネスですか?」と聞かれてひと言で言い表せられないものはコンセプトメイキングで失敗しているーーとまで言われます。
余談:エレベーターピッチ
『エレベーターピッチ』というものがあります。
英語では『Elevator Pitch』。Pitchとは売り文句や宣伝文句という意味です。
えらい人と偶然エレベーターで乗り合わせた数十秒のうちにも自分のビジネスを売り込むことができなくてはビジネスチャンスを掴めないーーという考え方がベースにあります。
たいてい時間は30秒です。要するに『30秒プレゼン』ですね。
もちろん、その『えらい人』に「ほう、おもしろいね」と言われなくてはいけないので、ただ単に自分のビジネスを説明するだけでは『エレベーターピッチ』とは言えません。
これは自己紹介などにも応用できますのでぜひやってみてください。
実際にやってみると30秒という時間はなかなか曲者です(短くもなく長くもなく中途半端なんです^^;)
ブログのコンセプトの決め方
話を戻しましてブログのコンセプトについて解説します。
複雑な話をすればいくらでも複雑になりますが、この記事では根幹のことだけ理解していただけるようにお話しします。
競合との差別化
たとえば「あなたのブログはどんなブログですか?」と聞かれて
「え? 新しいガジェットを紹介するブログですよ。もちろん、良い商品だけ厳選して紹介しています」
と言ったような回答だったとします。
コンセプトは
『良質なガジェットの新商品を紹介するブログ』
と言えるでしょう。
しかし、このようなブログは他にも多数ありますよね。
読者には「あ、べつにあなたのブログから情報を得なくても大丈夫なんで」と言われてしまうかもしれません。
業界のなかでの立ち位置(ポジショニング)が非常に重要です。
発信したいことだけをコンセプトにしない
自分が経験して良かったことをビジネスにして人に広めようとしている方は多いと思います。
しかし、「良いですよ、良いですよ」と連呼するばかりでは人は離れていってしまいます。
たとえばファスティングを一般の人にただ勧めても、たいした反応は得られないでしょう。
誰だって空腹をがまんするのはイヤですから。
しかもファスティングしなくてもこの年齢までちゃんと生きてきていますから、
「いまさらファスティング? んー、間に合ってます」
という反応になるのも当然です。
ここで「ファスティングがなぜ体に良いかというとですね」と強引に説明しようとしても逆効果です。
人は説得されたくないですし、そもそも興味ない記事は読まないですね。
ですから、発信したいこと伝えたいことだけをコンセプトにしても、人に注目してもらうことができない可能性があります。
ビジネスは顧客の問題解決
さて、『ビジネスは顧客の問題解決』と言われます。
ブログ運営も収益のためにやっているならば立派なビジネスです。
いわば『ブログ記事は読者の問題解決』です。
ブログ読者は情報を求めてあなたのブログにやってくるわけですから、まさに『問題解決』を求めていますよね。
ですから、ブログ全体としても『読者の問題解決』がコンセプトでなければいけません。
この場合の『読者』はターゲットですね。
ブログのコンセプトは読者の成長
さて、ブログ記事は読者の問題解決である、ということをさらに押し進めて考えてみましょう。
問題を解決するのですから、そこで読者は『成長』します。
ということは
あなたのブログは読者を『現状』から『理想の状態』へと成長させるもの
となります。
従って、あなたのブログのコンセプトは
◯◯(誰)を
◯◯(どのよう)なゴールへと導くものか?
という質問に答えるものとなります。
この場合の『誰』とはターゲットですね。
トップブロガーさんのブログを拝見すると、このコンセプトが明確なブログばかりです。
・転職希望者を転職で成功させる
・プログラミング初心者をクラウドソーシングで稼げるようにする
・起業志望者を自分の力で稼げるようにする
余談:すべての物語が「成長物語」
人はストーリーが好き、という話をこのブログの他の記事でもしています。
太古の昔から人間は物語が好きなんです。
そしてほぼすべての物語が成長物語です。
源氏物語も桃太郎もドラえもんもONE PIECEも成長物語ですよね。
人は成長物語に惹かれるんです。
この性質をあなたのビジネスに上手に活用していきましょう^^
ブログのコンセプトメイキングのまとめ
「コンセプトメイキング? なにやらカタカナでむずかしそう……」
と思った方もご理解いただけたのではないでしょうか。
『あなたのブログは誰をどのようなゴールへ導くものですか?』
これに答えるのがコンセプトメイキングです。
◎コンセプトとは
・核となる考え
◎ブログのコンセプトは
・競合との差別化
・言いたいことをコンセプトにしない
・ビジネスは顧客の問題解決
・ブログのコンセプトは読者の成長
・『誰をどのようなゴールへ導くものか?』
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