あなたは愛社精神あり?なし?愛社精神を押しつけてくる上司をどうかわす?

愛社精神を押し付けんなよ!

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僕の知り合いがこんなことLINEで言ってきました。
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://kiban01.com/wp-content/uploads/2017/12/angry.png” avatar_hide=”false” box_center=”false”]課長に「愛社精神はないのか?」って怒鳴られた!
いまどきそんなの、あるやついるのか?[/word_balloon]

 
そうですねー、『愛社精神』ってほぼ死語だと思ってました笑

では今日は、愛社精神について考えてみましょうか。僕ら会社員にはとても関わりのあることですし、いきなり上司から突きつけられることもあるようです笑

愛社精神 気持ち悪い?

いま、Googleの検索欄に『愛社精神』と打ち込んだら『愛社精神 気持ち悪い』とサジェストワードが出てきました笑
『愛社精神』だけで検索して上位にヒットしているサイトでも、『愛社精神はゼッタイにもつべき!』みたいに手放しで賛同しているサイトはないようですね……

それでも約5千万件ヒットしていますから、問題にしている、話題にしている人は多いということですね^^

愛社精神のメリット・デメリットを比べてみよう

就活でなんとかもぐりこんだような会社でも、入社式や研修期間に「愛社精神をもちましょう」と言われた人は多いと思います。
学生時代からあこがれていた一流企業に、努力のすえに入社できたような人は言われなくても愛社精神にあふれているかもしれませんね。

『愛社精神』で検索して、愛社精神のメリット・デメリットを論じているウェブサイトをいくつか見つけたのですが、

違和感おおアリです……ww

ということで僕なりに愛社精神のメリットとデメリットを検証してみます。

愛社精神のメリット

僕が想像するに、愛社精神のメリットとはこんな感じ。

自分の仕事、つまり自分の社会的ステータスに誇りをもてる

親戚や知人に「仕事なにしてんの?」「どこ勤めてるの?」と訊かれたときに自信をもって、あるいは恥ずかしくなく答えられるのって人生の質に関わってきます。

会社の商品に対して興味をもてる

つまり、理解が深くなる→仕事がよくできるようになる
良いことづくめですよね。

会社の成長が喜びになる

逆に会社の業績が落ちていたら、自分も一員としてがんばらなければ!と思える。

同僚と深い絆を築ける

会社の仕事はすべてチームでやるような仕事ばかりですから、同僚との人間関係は重要です。
愛社精神があれば、そこに所属している同僚に好意をもって接するのは自然の感情なので、結果としてよい人間関係を育むことができます。

モチベーション高く働ける

僕みたいな『満員電車大嫌い人間』でも、それを上回る愛社精神があったら満員電車通勤できたかも……しれません笑

仕事が楽しい

「好きな人とだけ仕事したい」と言って会社辞めるみなさん、ここに『好きな人とだけ仕事して、かつ安定収入を得る方法』がありましたよ!笑
愛社精神があれば仕事は楽しいでしょう。仕事が楽しいって大切です。

……と、こんな感じで、愛社精神をもつことにはまったく悪いことはありません。
愛社精神がある社員は幸せでしょうし、純粋に愛社精神をもっている人にたいして僕は素直に尊敬します。

しかしです!

愛社精神のメリット・デメリットを論じているウェブサイトを見て感じた違和感があります。

それは、

従業員側と会社側の立場を混同している

ということ。

愛社精神 会社側のメリットとは?

では、ここからは愛社精神の会社側のメリットを考えてみましょう。

人材流出の防止になる

離職率の高い会社は、それなりの手間・時間・お金をかけて人材を確保しなければいけません。具体的には募集広告や面接などですね。
これは入社した人がずーっと勤めてくれれば必要ないことなので、『愛社精神』というもので従業員をつなぎとめておくことができれば会社としては大きな損失回避になります。

手間・時間・お金と言いましたが実質的にはすべてお金(担当者の人件費など)なので、会社にとって『愛社精神』は精神論ではなくてお金の問題とも言えます。

生産性があがる

愛社精神のある従業員は「会社は運命共同体」とか考えてくれていますから、『社内の人の輪』も大事にしてくれます。
コミュニケーションも自然とよくなります。

たまに、人の輪を乱すような従業員がいたとしても、「いや、あの人もこの会社のためにがんばっている一社員なんだ。仲間なんだよ」と直属の上司が諭したり、本人がそう思ったりして大きな人間関係のトラブルには発展しないでしょう。

会社のため、を常に優先してくれる

愛社精神のある従業員は、人生の最重要項目が『会社』です。
ですから、休日出勤もサビ残も「これは会社が求めている業務なんだ」と判断すれば、積極的に行なってくれます。

また、給与が減る、ボーナスが出ない、なんてことがあったとしても「今、会社は大変なときなんだ。自分もガマンして苦境を乗り越えるぞ!」と考えて文句ひとつ言いません。
リストラされても「会社にとっては必要なことだったんだろう」と理解してくれます。

いかがですか?
『愛社精神』って良いことばかりでしょう?ww





……って「ふざけんな!」ですよね!

強要される愛社精神は洗脳

従業員と雇用側はどうあっても利害が対立する関係です。それなのに精神論を持ち出して、こちらの損失をうやむやにしようとするのであればこれは許せません。

そう、
愛社精神は強要されるものではないはずです。

働いているうちに「あー、この職場でずっと働きたいなー」「この会社が好きだなぁ」とじわじわとわいてくるものです。

入社式などのしょっぱなに「愛社精神をもて!」と言われて強要される愛社精神は洗脳です。
社員にとって害悪でしかありません。

自分には愛社精神がない、と悩んでいる方。それ、正常です。悩む必要はありません。

あ、ちなみに「おまえには愛社精神はないのか?」と怒鳴るような課長も、課長自身が洗脳されてきたのでしょう。
課長の上の部長なども昔から洗脳されてきたクチでしょうか。

みなさん、はやく洗脳から解き放たれて欲しいものですね。

愛社精神は会社側にとって便利なツール

さきほども話したように、あこがれの企業に就職できた方は自然な愛社精神をもっているでしょうし、それはその人自身にとってもメリットでしかないと思います。

しかし会社側から押し付ける愛社精神は洗脳ツールでしかありません。

ちょっと例を出してお話すると、
武士の時代は『お家大事』として、家の名誉のためなら切腹も辞さないというのが当時の価値観だったと思います。

しかし、家の名誉を汚されたからといって切腹して潔白を証明するーーって、どう思いますか?
現代の人であれば
「そんなことをしても潔白を証明できるのかな?」
「自分の命と引き換えにするほど家の名誉って大事?」
などと思ってしまうと思います。現代ではそれが正常ではないかと思います。

そして、『家の名誉が大事』というのは家側の言い分であって、個人は洗脳されているだけです。
当時、誰かが切腹することによって実際に潔白を証明できたのでしょうから、そうであれば家は安泰です。
現代人から見ると異常な価値観ですよね。

巧妙な愛社精神の洗脳にご用心

入社式や研修で「愛社精神をもて!」なんて言ってくる会社は、まだカワイイほうです。
「アホか……悔しかったら愛社精神抱かせてみろ」と内心思っていればいいです。

しかし、巧妙に愛社精神を洗脳されているケースもあるのでご用心です。
ネ◯ミーランドを世界中に展開しているあの企業ですが、準社員の給与が低いのは有名な話。
僕も実際、内部の方から準社員は毎年3分の2が入れ替わる……というような話を聞いたことがあります。
それでも『夢の国』で働きたいという人がどんどん集まってくるんですね。だから低給のままなのでしょう。

この場合は洗脳が子供の頃から始まっているわけですね。
あー、そうなるとゲーム会社とか玩具メーカーとか……^^;
子どもの頃から使っている日用品の会社や食卓で見る食品メーカーも……
そういえば世界最大の企業で痛ましい事件がありました。なんだか気分が悪くなってきました……

◯◯精神って?

これ、調べても解決しなかったのですが、
なぜ『愛社心』ではなく『愛社精神』なんでしょう?

『愛国心』や『愛校心』はなんとなく分かります。
(これも誰かから押し付けられるのはまっぴら、というものですが)

『◯◯精神』と言うと『◯◯を尊重すべき』みたいな押し付けがましいニュアンスが強まるように思うのは僕だけでしょうか。

愛社精神を強要してきたって、いざとなればあなたをリストラするのが会社です。

会社と従業員の関係はしょせん契約です。
契約とは双方の利害関係のぶつかり合いですから、そこを『なんちゃら精神』みたいな精神論でムリを押し付けてくるような会社には要注意です。

愛社精神を押し付けてくる上司をどうかわす?

たとえば今回の僕の知り合いみたいに
「おまえには愛社精神があるのか?」と訊かれた場合

相手は「はい、あります」とか「いいえ、ありません」という答えを期待しているわけではありませんよね。

これは「愛社精神をもって会社のために自分を犠牲にして働け!」と言っているので、単に課長の虫の居所が悪いだけです。
課長自身だって、会社のために自分を犠牲にしたくはないでしょうから。

ですからサラリーマンの必殺技
「申し訳ありませんでした。以後、充分に気をつけます」
でやりすごしましょう。

結論

『愛社精神』みたいな言葉を振りかざしてくる洗脳上司がいる職場は不健康です。
 
異動願いを出せるなら出す。
 
会社全体がそういう傾向なら転職。
 
あるいは『仮面社員』となって、会社の仕事はそこそこにして自分のビジネスで儲けまくりましょう。
 
あなたには無限の未来があります!