働く気がないダメ上司。その被害から逃れる方法はコレ!

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昨日、優秀なHさんが職場で消耗してるんじゃないか、心配だ……的な記事を書きましたが、めちゃめちゃグッドタイミングで別の『優秀な友人』SさんからLINEで相談が来て、

 

「優秀な方はホント、職場で気をつけないと大変なことになるなぁ」

 

と痛感したので、その話をシェアしますね。

こんにちは、ゆーいちろう(@free30303)です。

昨日は、昔は悪い言葉ではなかった『完璧主義』だが、最近は要注意。いろいろなことが便利になったために歯止めが効かないこともある

というようなお話をしました。

完璧主義なサラリーマンは早死にする?!会社で消耗しないための心得。

自分から仕事を見つけてプロジェクトの完成度をあげるために頑張ってしまうような方は、意識して『完璧主義』から離れたほうがいいですね^^

 

この記事を読んで分かること優秀な方が職場で消耗する理由。もしあなたが優秀な方だったら必読です!

 

働く気のない人々

ではさっそく、昨日、相談をもちかけられたSさんのお話です。

仕事ができない先輩

彼女が勤めている会社も本社ビルが浜松町にあるような、かなり大きな企業です。

彼女は、最初は派遣だったのが試験を受けて正社員採用になったという、やはり優秀な方ですね。

で、Sさんの会社では主任と部下がチームを組むバディシステムになっているようなのですが、彼女と組んでいる主任がまったく仕事をしない人なんだそうです。

トイレに立てば30分は帰ってこない、しょっちゅう離席して他のフロアに行っている、就業時間中にたびたび携帯に電話がかかってきて離席する……で一日の半分は席にいないのでは?という仕事ぶり。

そしてこういう人にありがちなのですが、表計算ソフトを使えない、細かいミスを連発する、数字を扱えない、煩雑な作業はなかなか手を付けない、という人でもあります。

業務はチームにふられるので、結局のところSさんがほとんどの業務をこなすハメに……。

Sさん曰く、主任は新卒採用のためにSさんより職位も高くなっていて、当然のことながら給与も多いとか。Sさんは自分のチームにふられた作業量全部を把握していますが、彼女の認識では7:3でSさんがチームの作業の7割をこなしているとか。

何事も穏便主義の上司

もちろんSさんも主任が仕事をしてくれるようにいろいろと働きかけたようです。ときには思い切って作業を主任と自分に明確に分担し、自分の分しかやらないとか……。

しかし、主任が自分の分の作業をやらないので、チームとして困ったことになるーーで結局Sさんが締め切り間際にあわててやらなければいけないという悪循環。

あまりにもひどいのでSさんは課長に相談しました。

すると課長は話をひと通り聞いたあと「分かった。検証してみる」と言ったそうです。主任の仕事ぶりを検証するという意味だとSさんは理解しました。翌日、「どんな検証をしてくれるのか」と期待して出社したSさんでしたが、課長は何も言ってきません。しかも課長は外出がちなのでSさんが途中経過を聞こうと思ってもなかなかつかまりません

4、5日たったある日、Sさんはしびれを切らせて出社直後に課長に、検証はどうなっているのか?と問いただしました。

すると課長は「ああ、ずっと検証しているが、主任の離席は常識の範囲内だよ」と言うのです。

Sさんは「は?」状態です。

いや、離席のことも話したけれど、取り扱っている作業量がいかに不平等かということなどもきちんと検証してくれ、とSさんは食い下がりましたが課長は「もう検証は済んでる」という訳の分からない回答で、その後、取り合ってくれません。

そのときSさんははっきり分かったのです。

『検証する』なんていうのは単なる時間稼ぎ。実際には主任の仕事ぶりを観察する意図などまったくなく、時間がたった頃になし崩し的に抑え込もうとしていたのです。

Sさんはハラワタが煮えくり返る思いでしたが、主任も課長も一応上司なのでどうすることもできません。

……ということで僕のところにLINEをしてきたようです。

まあ、僕が彼女の課長に指図をできるわけでもないのですが、彼女の部署異動の戦略の相談に乗りました。

Sさん、
「絶対あいつより出世してやる!」
と言っていました^^

 

優秀な人はソンをする?

僕の知人の優秀な方で、大きな会社に勤めているような方たちは、わりとHさんやSさんみたいに消耗していたり、理不尽な環境と闘っていたりするんですよね。

ところでSさんの話で思い出したことがありました。

働きアリの法則

突然ですが、『働きアリの法則』というものをご存知でしょうか。

Wikipedia先生によると

パレートの法則(80:20の法則)の亜種で、2-6-2の法則ともいう。

とあります。

『パレートの法則』とは経済における理論で、ざっくり言えばお客さんのうちの2割が売上の8割を構成している、というものです。

一方、『働きアリの法則』はまさに働きアリを観察して、進化生物学の見地から割り出された理論だそうです。

  • 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
  • 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
  • よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。

ということで、『2:6:2の法則』とも呼ばれています。

さて、ここまでお話してくると勘の良い方はすでに僕が言いたいことがお分かりではないかと思います。

つまりぶっちゃけていえば、こういうことです。

  • 社員のうちの2割だけが完璧主義でよく働いている。(Hさん、Sさん)
  • 社員のうち2割は与えられた作業をやらないし、職務をまっとうしないし、職責を果たす気持ちはない。(Sさんとこの主任、課長)
  • よく働いている社員と、普通に働いている(時々サボっている)社員と、ずっとサボっている社員の割合は、2:6:2になる。

これってつまり、どこの組織でもよく働く有能な人と同じ人数だけのずっとサボっているぐうたら社員がいるってことになりますよね?

怖ろしくないですか?

かならずサボるやつがいる

この『働きアリの法則』、まだ続きがあります。

  • よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
  • よく働いているアリ2割を除くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
  • サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。

よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。

「え?!」ですよね。
え? よく働く有能な人材じゃなかったの?

さらに、サボっているアリだけを集めても、一部が働きだすって……

これってどういうことなんでしょう???

 

優秀な人はよく考えて行動しましょう

Sさんの職場の主任や課長がどんな考えでいるかなんて僕には分かりません。が、Wikipedia先生の説明によると、『仕事が目の前にあったときに全員で取り掛かって全員で同時に疲れちゃったら困るでしょ』ということらしいです。

各々のやる気に差をつけて、最初に仕事をした人が疲れた頃にほかの人が代わるという自然の摂理らしいです。

環境がサボるやつを作る?

「自然の摂理だかなんだか知らないけど、ウチの職場の仕事しないやつはどこまでいっても怠け者だ!」

と思う方も多いでしょう。

しかし、日本人の特質を考えると、一部のサボるやつが「これ、自分がせっせと働かなくても良くね?」と思うのは可能性アリではないでしょうか。

つまり、周囲の人たちをよく見て、職場の和を重んじる日本人的文化ですね笑

以前、仕事は優秀な人に偏る、というお話をしました。

優秀な人の末路。人の3倍働いたあげく……あなたは大丈夫?!

こうやって人の2倍働く人がいたら、誰かが怠けていないとバランスがとれません笑

つまり極論を言えば、優秀な人が仕事をすればするほど、一方でサボる人を助長しているーーといえるかもしれないのです。

優秀な人はほかのことに余ったチカラを注力すべき

Sさんが「私は主任の2倍の仕事をしているのに、給料は主任より低い」と言っていますが、これって会社員アルアルですよね。

そういう理不尽を突きつけられている会社員は日本中にたくさんいらっしゃると思います。

あなたたちがたくさんの仕事をこなすと、怠け者たちがますます怠けてしまうので、彼らをカバーすることは即刻やめましょう!

では、何をすべきか?

あなたの有り余る能力はすべて副業、つまりあなたひとりで稼ぐ能力を身につけることに使うべきです。

なぜならば、国も会社もあなたの経済事情お構いなしで勝手にいろいろと変更してくるからです。

国は年金受給開始年齢を勝手に変えます。

会社は45歳以上の従業員に早期退職を提案するなど、あり方を勝手に変えます。入社したときとはまったく違う会社になる、なんてこともアリ。

ですから、何かがあっても自分だけで自分の人生を支えていけるようにしておく必要があります。
難しいことはありません。

その方法はこのブログの他の記事でいろいろと説明しています。

POINT

●働く気がない社員はどこの会社にも発生してしまう。
 
●優秀な方はそういう社員をカバーしてはいけない(自分が消耗する。カバーしても怠ける社員は怠ける)。
 
●優秀な能力は自分自身で稼げるチカラを身につけるために使うべき。